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みちくさ  作者: 斎木伯彦
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国を不幸にするもの

 武漢肺炎の蔓延で、春先の催し物に中止が相次いでいます。

 先月は陛下の天長節で一般参賀が中止に追い込まれ、今月以降では大相撲春場所が無観客興行、プロサッカーやプロ野球も自粛が決まり、高校野球さえ開催が危ぶまれています。

 全ての原因は、ザル検査で保菌者を入国させた政府対応と、その政府対応を初動から批判できなかったメディアにあります。

 少なくとも1月10日前後から、インターネット上では武漢肺炎を危惧する書き込みが散見され、春節直前までに入国拒否を国会議員に訴える書き込みも見ました。

 こうした現状を見て思うのは、「いつの時代、どこの国でも、国や国民を不幸にするのは外国勢力と結ぶ連中」ということですね。

 韓非子でも「外国勢力と結ぶ連中は害悪」とまでこき下ろされていますが、もっともですね。

 古い諺に「賢者は歴史に学び、愚者は体験に学ぶ」とあります。SARSの時の経験を学んでいれば、今回も早期に入国拒否を実施して事無きを得たでしょう。それが出来ないのは官僚に愚者が増えたと見るしかありません。

 目先の利益を追い回し、長期的視点を欠いた企業経営者も愚者の仲間入りです。徳川家康が士農工商で商人を最下等としたのも、商業主義が社会的病理を招くと経験的に学んでいたからかもしれません。

 ただ貨幣経済が発達しないと文明の発展は遅れますので、兼ね合いが必要です。

 国の発展、国民生活の向上には食糧自給と、堅固な国防、程良い経済成長が必要で、どれか一つが欠けても国は傾いていきます。

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