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弟子君

遅れてごめんなさい!

昨日同級生で受験お疲れ様の打ち上げやってました。

もう一個の方も明日にずらします。

拝啓初めての師匠であるシン君さん、私トーカにも......

「弟子にしてください!」

「ふぇっ!?」

弟子が、出来ました。


話は数秒前に遡る。

私は学校の宿題を終えいつものように初弾にログインしたところ、目の前に目をキラキラと輝かせたイケメンがいて私にこう聞いてきたのだ。

「あ、あの! 罠師のトーカさんですよね!!」

「あ、うん、そうだけど」

「弟子にしてください!」

「ふぇっ!?」

と、いうわけである。

「えと、君は?」

「俺はハル、先週始めたばっかの新米罠師です!」

罠師? マジで?

「アルティちゃんに止められなかった?」

「止められたんですけど罠ってなんかカッコいいじゃないっすか!」

「あ、それはわかる」

自分の思い通りに相手を動かすのって超楽しいしカッコいいよね。

目指せ孔明の罠。

「で、期待して始めたはいいんですけど……」

「あぁ、大体察した」

各種道具の値段に衝撃を受けたんだろうね……

「ちなみに何か金策はある?」

「いえ……俺カジノも苦手ですし……」

まぁそりゃそうだよね、私が異常だっていうのは十分承知してる。

「それじゃあ安く出来て効果的な罠を教えてあげる」

「いいんですか!?」

まぁ折角見つけた同志、折角なら強くなって欲しいじゃん? それに……

「かわいい弟子の頼みだしね♪」

パチリとかわいくウィンクをすると、彼はパァッと表情を明るくして

「!? あ、ありがとうございます!!」

といった。

さぁ、弟子の教育を始めようか!!


シン君との修行で使った練習フィールドに向かう途中、ステータスなどについていろいろと聞いてみることにした。

「そういえばハル」

「なんですか?」

「サブクラスってもう決めた?」

「いえ、もう少しプレイしてからにしようと思ってまして……もしかしてアドバイスをくれるんですか?」

「それゃもちろん」

う~ん、私罠師とはいえ半分爆弾魔みたいなもんだからなー……

まぁ火力が欲しいならやっぱ錬金術かな~、魔導のほうはよっぽどじゃないと手に入んないだろうし。

正確には錬金術っていうより「塵化」が欲しいんだよね、あれすれば安い値段で質のいい火薬が手に入るしもっかい手作りすれば神の手やらなんやらが乗って火力が化ける。

逆に火力より多彩さ、性格の悪い罠を置きたいなら科学者とか? あれ使えば特殊型のやつが山ほどできるし。

とりあえずこの2つを伝えようかな。

「火力が欲しいなら錬金術師、トリッキーさなら科学者かな?」

「へー、ちなみにその理由は?」

「えーと……」

てことでさっきのをそのまま説明。

「なるほど……だったら俺は科学者がいいです。それで師匠とそれぞれが作った罠などを提供しあえたらなーと」

「!?」

な、なんていい子なの……!?

「い、いいんじゃない?」

「ホントですか!? ありがとうございます!」

正直いっちゃうと多彩さなんて魔導錬金術があれば全部解決なんだけど……まぁこの子の優しさはありがたく受け取ろうかな!

よーし、私も張り切ってハルにあげる用の爆弾作っちゃおうかな!

「そしたら育成方法だけど、今からずっと楽しいのと最初はすっごいめんどくさいけど後半超たのしいのどっちがいい?」

「んー、それだったら後の方がいいですかね、そっちの方が効率もよさそうですし」

「だったらスキルポイントは手に入ったのすべて精密作業とその系列に振って、そしたらある称号が手に入るからそこから大分ラクになるはず」

「その称号とは?」

「ふふっ、秘密♪」

「ええ~、師匠のいじわるー」

ホントは称号が手に入るってことすら教えたくなかったんだけど……まぁ可愛い弟子のためだしいいよね!

「てか精密作業はゴミスキルってみんなに言われたんですけど本当にいいんですか?」

「まぁまぁ、師匠を信じなって」

やっぱゴミなんだね、ヒバナにもいわれたけど。

う~ん、神技士までいけば大分神スキルだと思うんだけどな~。

あ、それはそうとあれとかないと。

「一応ステータス見せてくれない?」

「あ、はい。わかりました」

さてと、どんな感じかな。


ハル M「罠師」Lv4 S なし male

ステータス HP  100

       STR  80

      VIT  20

      AGI  100 

      DEX  280 

スキル   「精密作業」(2/15) 「罠作成」(7/15) 「道具作成」(7/15) 


うっわDEX極振り。でもそういうとこ結構好きだよ。

でもやっぱ精密作業はまだ振ってないんだね。私からしたら罠作成は最初の落とし穴以外そんな強くないし道具作成なんてそれこそまったく必要ないのに……

そういえな私って今どんなステータス……

「あ」

「? どうしたんです?」

「私、ステ振りまた忘れてた……!」

「あぁ……」

またか、またなのか私……!!

「ごめん、ちょっと振るから待ってて」

「あ、はい、わかりました」

ハルも待ってるし急いで振ろっと。


トーカ M「罠師」Lv72 S「マジシャン」Lv30「錬金術師」Lv48  62→72

            「キラーエリート」Lv24 female

ステータス HP  100

       STR 103 23up

      VIT 20

      AGI 175  53up

      DEX 1277(1569) 150up    

スキル   「精密作業」(15/15) 「罠作成」(1/15) 「道具作成」(1/15) 

      「錬金」(15/15)  「分析アナライズ」(15/15)  「手品」(15/15)

      「自然破壊」(1/1)

2次スキル 「芸術は爆発だ!!」(30/30)「火薬圧縮」(11/15) 「調教テイム」(15/15)

      「生死の境目生きるか死ぬか」(10/15)  「錬金術」(15/15)  「鑑定」(10/15)

      「神の手」(15/15)  「マジック」(15/15) 「神速」(15/15)

      「自然破壊」(1/15) 「発明」(15/15) 「暗器」(13/15)3up 

3次スキル 「神技士」(60/135)13up 「神技士」(15/15) 「神技士」(15/15) 

      「神技士」(15/15) 「神技士」(15/15) 「千変万化」(15/15)

      「魔道錬金術」(15/15)

武器スキル 「必中の弾丸」(1/15)[拳銃] 「千剣万華」(15/15)[双剣]


この前言った通り無音君にはさよならした。

それと持ってたスキルレベル上限解放チケットは全部神技士に使った。

これ135まで上げたらえっと+1350%になるんだ。へへっ、イカれてやがる。

「あ、師匠のステータスもみせてくださいよ!!」

「ん、別にいいけど」

「どれどれ……うわぁお化け」

「え、ヒドイ」

地味に傷ついた。



今回から「機械神のネックレス」の×1.25分も()内に載せることにしました。小数点以下は切り捨てです。

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