表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
84/100

ショッピング……あれこのタイトル前もやんなかった? 前編

「ふむふむ、なるほどね……」

私は今、この前手に入れたスキルの効果を確認している。

今見てるのは「暗器」で、これがすっごい便利なの。

これ取り出せるのが武器だけじゃなくてアイテムもだから爆弾系にも使える。

しかもLV10なら四肢に接してればどこにでも出せるから足に出してシュートすることも可能っていうね。

うん、これは文句なしに強いね。これはクラス限定スキルみたいだからとってよかったキラーエリート。

それと「発明」、これも使える。

これはいっちゃえば検索エンジンみたいなもので、作りたいものを簡単なキーワードで入力するとそれに合ったもののレシピが見れる。

例えば「射出 連射可能」って検索すると何発か装填してそれを連続で射てるゴムでっぽうから「○○弾薬配給システム」みたいな本格的なのまでたくさんの候補がずらーっと並ぶから見やすくてとっても便利。

でも「無音」、てめーはダメだ。

そりゃあね、確かに足音とかの音は消えるよ、うん。

でもね「無音」さん…………周りの音まで消しちゃダメでしょ……。

どういうことかっていうと、このスキルは自分の周りに音を遮断する結界みたいなのを張るんだよ。

この結界の効果が空気の振動をなくすっていうので、自分から出る音も結界で消えるけど、周りから来る音までそこで消えちゃうんだよ!

確かに音は発生ないけど音が聞こえなきゃ意味ないじゃん!!

まさかこんな地雷が埋まってたなんて……それでいいのか運営、これでいいのかイベント報酬。

あ、ちなみに「千剣万華」は某有名小説のソー〇スキルみたいにシステムアシストで体が勝手に動く系だった。

ちなみに剣は光りません、残念。


「はぁ、暇だ……」

「何言ってるのさ弟子ちゃん、私がいるじゃん!」

「はいはい」

退屈を持て余し、カフェの一角で黄昏れる1人の少女。

鉄と硝煙蔓延るこのゲームに迷い込んだこの美しい少女は誰か……

そう、私だ!

「虚しい……」

特に自分で美少女とか言っちゃうところが、これじゃまるでどこぞのへっぽこAIみたいじゃないか。

しっかしこんなバカなことをして時間を潰す程度には暇を持て余せている。

今日の分の罠はもう張り終えたし、スキルとかの検証も終わって「発明」のリストを眺めてなにか面白いことを探すのも飽きた。

「ねーしらすぅ」

「な~に?」

「なんかやりたいことなーい?」

「ん~……特にないかな~、やりたいことはふと思いついてその時に実行するからなんかやるぞ! でやることがそんなないんだよねー」

「ふーん」

流石はねこ、かわいいなぁ。

ちょっとヒバナにでも聞いてみよっと。

『ひばなぁ』

『お、どったのトーカちゃん』

『ひま』

『また唐突だね、それをどうしろと』

『どっかつれてって』

『どっかって……』

困った時のヒバナさん、きっといい案を出してくれるはず。

『それじゃ折角小さくなったんだし服でも見る? リアルでできないファッションもできると思うよ』

『!? いいねそれ!』

流石ヒバナ、今日も都合よ……ありがとね!


「あ、おーい!」

しらすを抱えて待ち合わせ場所に行くと、ヒバナが先に待っていた。

あ、でも服屋さんに猫は持ち込めないか……

「しらす、どっかで時間潰しといて」

「しょーがあいにゃー、貸し一つだよ?」

そういってトコトコピョンピョンズシャアと去っていくしらす。あれ最後の盛大に転んでない?

まぁいっか、しらすだし。唯一の懸念材料はあのさらさらふわふわもっふもふな毛並みが失われてないといいなってことぐらい。

さぁて、殺伐としたこのゲームでJKらしくショッピングとしゃれこみますか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ