仲良くゲーム その4
短いので明日or明後日掲示板回を投稿します。
本編は通常通り8/10に
ひーにいが奇妙になってから数分後、街をブラブラしながら駄弁ってると見知った顔を見つけた。
「ん、ロンちゃん?」
「トーカちゃんやん、こない時間に珍しいなぁ」
「もう遅いよ? 早く寝なさい」
「子ども扱いせんといて、ウチは立派なレディーなんよ!」
「はいはい」
見栄張ってるロンちゃんもかわいいなあ。
「も~、信じてへんやろ自分」
「うん」
「即答て……てか見た目で言ったら自分かて似たようなもんやん」
私はいいの、高校生だし。
「っ!?」
「ん? どったの?」
「トーカちゃんがごっつイケメンつれとる!? なに? 彼氏? 彼氏なん?」
「あぁ……」
この説明、毎回しなきゃダメなのかなぁ……?
「なんやもう、驚かせんといて」
「いや勝手に驚いたのそっちじゃん」
まぁ別にいいけどね、仲悪そうって言われるよりマシ。
「先ほどご紹介していただいたヒュウガです、以後お見知りおきを」
そう言ってうやうやしくお辞儀をするひーにい。
「……へ?」
「どうされたのです? トーカ」
さっきまで濃ゆくなってた兄が気づいたら執事になってた……
家の兄がなんか情緒不安定すぎて不安になるんだけど……
「……ぷっ」
ん? なんか笑われたんだけど
「……今度は何?」
「いやいや、うちの妹はかわいいなぁって」
「ふぇ!?」
ちょちょちょいきなり何言いだすのこのごみいちゃんは!?
「俺がちょっとキャラ変えるだけで百面相するのがおかしくって、よしよし、かわいいなぁトーカ」
頭を撫でられる。
……不覚にもちょっと気持ちいいと思ってしまった。
「バカにしてる?」
「うん」
「即答って……」
あれ? なんかこのやりとりちょっと前にやった気がする……まぁいっか。
「上等だひーにい、表出ろ」
「へ?」
「はやくログアウトしてね、私待ってるから♪」
「うっわぁすっごいいい笑顔しとるなぁトーカちゃん」
「あれぇ? なんで俺ちょっとキャラ変えただけでこんな怒られてんの?」
当然でしょ? こんな公衆の面前で頭を撫でられるという辱めを受けたんだから。
あとちょっと気持ちよかったのもハラタツ。
このあとログアウトして数年ぶりの兄弟げんか(一方的)をした。
ん? なんで一方的かって? だってひーにいが妹に手を出せるわけないじゃん。
それと親が帰ってきたときもまだ喧嘩(一方的)が続いてて、超が付くほど私贔屓なパパンによってひーにいだけが制裁を受けた。
おぉ、かわいそうな兄よ仕方ないから手ぐらいは合わせてやろう。なむ~




