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ALT杯決勝 その7

<時間になりました>

<転送を開始します>

そんなアナウンスとともに一瞬視界が暗転し、次の瞬間には……

「……知らない天井だ」

ここは……どこだろ

う~ん、周りには椅子と机。前の方には黒板も見えるし、ここ……学校?

ふ~ん、最後のフィールドは学校ね、校庭はあるけど、あれでれんの?

窓から見える景色が最終戦争後みたいになってるんだけど。

とりあえず校内案内図を探さないと……


「お、みっけ」

一階の職員室前にあった。

えっとなになに……うん、普通の学校だね。

コの字型の校舎に体育館、特別教室も理科室とかだし高校じゃなくて中学校かな?

教室の数はひいふうみい……23ね、把握。

よし、それじゃ籠城する場所を決めよっか。

と、その前に移動しなきゃ、ここだと多分みんな一回は来るだろうし。

校内案内はスクショしていつでも見れるようにしとこっと。


「よし、とりあえずここでいっか」

やってきました第2理科室、ここで籠城しよう。

理由は2つあって、1つはここがコの字の外周側にあるってこと。

内側だとカゲロウさんに狙撃されるからね。

2つ目はここが理科室だってこと、薬品とかいろいろありそうじゃん?

理系科目全て95点以上の私にかかれば爆発物とか危険物なんて作り放題よ!

「さぁてと、なにがあるかな~」


「~~♪」

ここが天国だったのか。

ここヤバイ、品揃えがハンパない。

酸化銅から青酸カリウム、王水なんかの超危険物までより取り見取り!

一番ビビったのがプルトニウムやウランなど原爆につかえるのがあったこと。

「……マジでこれ核爆弾つくれるんじゃ?」

「やめときな弟子ちゃん、アレはコストのわりに大した結果生まないから」

「うひゃ! し、しらすいたんだ」

きゅ、急に話しかけないでよ、ただでさえここは危険物が多いんだから。

「てかなんで?」

「だってあれ放射能でそこ全部ダメになるんだもん」

なんでこの子そんなに核爆弾にくわしいのん?

あの世界でプルトニウムなんてそうそう手に入んないと思うんだけど。

「なんかできたんだよ、神罰とかのいろんな爆弾作って遊んでた時に」

なんかできたって……まあいいや。

イベント中に手に入れたアイテムは全部持ち帰れるらしいから、とりまストレージに入れとこっと。

検証は終わってからね。


「う~ん、なんか普通にやってもつまらん」

「まぁまぁそう言わないでよ弟子ちゃん」

だって全然人こないんだもん。

そりゃあ籠城のほうが有利なんだからみんなするよね、それが3人しかいないんだからそうそう出会わない。

「よし、爆破するか」

「爆破ってどこを?」

そりゃあもちろん……

「ぜ~んぶ♪」

「うわぁ……」

しらすがなんか呆れてる気がするけど気にしない。

そうと決まれば早速準備開始!!

う~ん、でも普通に爆破してもつまらん。

どうしよっかな~……

あ、そうだ! 校舎だけ爆破して平地にしよう。

つかうのはもちろんいつもの神罰と『芸術は爆発だ!』。

神罰を使ってC3……いや、大量のC2を造ろう。

これで地面にクレーターができるのを防いでかつ校舎を跡形もなく破壊できる。

「さぁゆけ! C2たち!」

蜘蛛型の爆弾たちがまるで「おう!」と応えるかのように右手? を突き上げる。

「うわキモ」

これがキモイだって? しらすはわかってないなぁ。

まぁいいや、いってらー。


それから30秒後、セットが完全に完成した。

「さぁ、いくよしらす」

「はいは~い」

刀はもう作っておき、そらすにも人化してもらった。

あとはここが更地になって2人が降ってきた瞬間に速攻をかける!

「3,2,1,爆破!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドォォォォォォォォォォン!

小規模の爆発が校舎中で起こる。

「ふぇ!? なになになにぃぃぃぃ!?」

あ、ヒバナ降ってきた。

「っ!!」

カゲロウさんも発見。

悪いけどまずはカゲロウさん優先。あとから狙撃されたらたまらないからね。

花火を打ち上げてカゲロウさんを爆破。

残るはヒバナ一人。すぐに倒して……!?

ヒバナが虚空を蹴ったかと思ったら空中で加速してこっちに突っ込んできた!?

「はぁぁぁ!」

銃弾の雨が降り注ぐ。

とっさに煙玉を投げつけ、辺りが黒煙に包まれた瞬間私がいた場所を銃弾が穿った。


「あっぶな……」

間一髪千変万化での転移が間に合った私は、サーモグラフィーのゴーグルをかけ、即座に特攻を仕掛けた。

このゴーグルはさっきの理科室にあった。

「しらす!」

「はいはい! わかってるよ~」

ヒバナを挟み撃ちにし、突っ込む。

「へぇ、やるじゃん」

しかし、ヒバナはその超スピードで離脱をすると同時に、周りが見えていないはずなのに回り込んでこちらに向かってきた。

ヒバナの手に握られた……たしかMX4が火を噴く。

「な、めんな!」

神罰を投げ、その爆発で銃弾を防ぐ。

これで煙は晴れちゃったけど、こっちもぶっちゃけ邪魔だったゴーグルを外せるからもーまんたい。

さらに爆炎で視界が塞がったから千変万化で……使えない!?

「っ! 横!?」

これは、間に合わない……!

「はぁぁぁ!」

「む、地味にやだな~それ」

「!? しらすナイス!」

「ユアウェルカム」

しらすがヒバナに斬りかかったおかげで助かった。あっぶな

一瞬できた隙をついてさらに石ころをバラ撒く。

……きっついな~、ヒバナめっちゃ強い。

う~ん、どうやって決着つけよう……

中途半端なところできっちゃってごめんなさい。

ホントは決着まで行きたかったんですけど、私って書きながらストーリー考えてるのでぶっちゃけどうやったら倒せるor倒されるかちょっと思いつかなかったです。ごめんなさい。

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