ALT杯決勝 その1
間に合った!
良かった~・・・・・・
でもすっごい短いです、ごめんなさい・・・・・・
「ふぅ、疲れた~」
「弟子ちゃんおっつー」
予選が終わり、広場に帰ってくると、しらすに声をかけられた。
あ、ちなみにもうねこに戻ってる。
「しらすもありがとね」
「ふっふーん、なに、いいってことよ!」
「ナイスタイミングだったよ、おかげでザックスさんの意識が全部しらすにいって自由に行動できた」
「当然でしょ? あ、ちなみに人化はあと5分半残ってるからね」
「ん、りょうかい」
決勝ブロックの大事なときまで温存しとこう。
<すべてのブロックで残り10人を切りました>
<もうしばらくお待ちください>
「ん、もうちょっとだってさ、しらす」
「決勝でも華々しい活躍、期待してるよ♪」
「そ、そんなにプレッシャーかけないでよ......」
「にゃっはっは、がんばれがんばれ」
<すべてのブロックでの戦闘が終了しました>
<まもなく決勝ブロックが開始します>
そんなアナウンスと共に、アルティちゃんが出現する。
......出現って変な表現だけどそうとしか言えないからしかたないよね。だってあの子なんもないとこからぬって出てきたんだもん。
「みなさん! 予選ブロックお疲れ様でしたーー!!!」
「「「うおおおおおお!!」」」
「さぁさぁ、次はついに各ブロック上位10名しか出られない猛者が集う決勝ブロックです!!!」
「「「うおおおおおお!!」」」
「しかし、ここにいるほとんどの人は決勝にでられない憐れな敗者さんたちですよね?」
「「「お、おおおおおお......」」」
うなだれるのまで一緒なんて、ホント仲いいなあの人たち。
「そんなかわいそうな皆さんのために、私、実況します!!!!!!」
「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」」」
うっるさ!
今日一番の歓声だったね......そんなに可愛い女の子が実況してくれるのがうれしいか......
「写す場面は私の独断と偏見で決定しますけど、それでもいいですか?」
「「「もちろんだぜええええええええ!!!!!」」」
「ありがとうございます、私、皆さんが大好きです♪」
「「「ヒャッハーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」」」
「うわぁ......」
絶対あの子こうなることわかっていったよね......すべては人気のために......
アルティちゃん、恐ろしい娘......!
明日も投稿します




