表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/100

Elegance/Zero

最近また1話ごとの文字数が減ってきて申し訳ないです……

もうすぐPvP大会はいるのでそれまでは1500~2500文字ぐらいが続くかもしれません。

転移魔方陣を使って始まりの町に転移した私は、とりあえずヒバナにメッセを送ることにした。

『ねぇヒバナ』

『ん? な~に?トーカちゃん』

さっそくしらすをヒバナに紹介しよう。

『今暇?』

『2文字……まぁ暇だよ、今度はなにやらかしたの?』

む、失礼な。まるでいつも私がなにかやらかしてるみたいじゃん。

『ちょっと紹介したい人……人? まぁ人でいいや、人がいるから』

『んん? どゆこと?』

『まぁきっと見ればわかるさ、かわいいよ~』

『かわいいんだ、了解。それじゃいつものとこ集合ね』

『おっけー』

よし、これでオッケーっと。

「さ、いくよしらす」

「行くってどこに?」

「友達にしらすのこと紹介するの」

「りょーかい」


「そういえばしらす」

「ん? な~に?」

ふと気になったことを聞いてみることにした。

「しらすにとって私って何?」

「え、なにそれ、愛の告白?」

「ふぇ!?」

思わず変な声が出ちゃった、え、どういうこと?

さっき言った言葉を思い返してみる。

……たしかに告白、ではないけどなんだか彼氏からの愛情をたしかめたい彼女みたいにはなってた。

「い、いや、そういうわけではなくて!」

「にゃっはっは、わかってるってば。ジョークだよジョーク♪」

「そういうのを急に言うのはやめてってば……」

うぅ、恥ずかし。

「で、私にとって弟子ちゃんは何か、だっけ?」

「うん」

「ん~そうだにゃ~……わっかんね♪」

「へ?」

わかんないのかよ……

「まぁ鑑定してみれば? それでわかるかもよ」

「あ、うん」

そういえば持ってたね鑑定。存在を忘れてたよ鑑定、ごめんね鑑定。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「しらす」(マジカルキャット)Lv1 ♀

伝説の錬金術師デージー・グレープの魂が宿った結果、新たな種族に進化した猫。

ステータス STR 30

      VIT 1028

      AGI 400

      DEX 20

    愛らしさ 9999999999

    かわいさ 9999999999

     美しさ 927350

     優雅さ 0

スキル  「にくきう」(1/1) 「ねこぱんち」(30/30) 

     「さらさらもふもふ」(99/15) 「みわくのばでい」(99/15) 

3次スキル 「魔導錬金術」(0/999)

状態「従属(調教(テイム)):トーカ(関係:親友(マブダチ))」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

………………なにこれ。

なんというかその、ツッコミどころがありすぎてどこから言えばばいいのか……。

「どんなかんじだった?」

すっごいワクワクした感じでシラスが聞いてくる。

「えっと、うん……すごかったよ」

それはもう色々と。

「なんかちょっと間があったのが気になるけど……まぁいっか」

「そそ、気にしない気にしない」

「ふふん、さぞ優雅さに満ち溢れていたでしょう?」

ううん、本当のことを伝えるべきか否か……この優雅さ0、英語で言うと「Elegance/Zero」という真実を。

……どうでもいいけど「Elegance/Zero」ってかっこよさとかからかけ離れてるけどなんかカッコいいわね。

よし、ホントのことを言おう。

「え~と、それじゃあ全部説明するね……」

「うむ! どんな感じかな~♪」


「…………」

「え~と、感想は?」

「悔しいです……!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「にくきう」

ネコ目の生物が持つ魅惑の部位。

とてもプニプニしており、にくきうの魅力にハマる猫好きは多い。

愛らしさ、かわいさ、美しさが5倍になる代わりにDEXが20で固定になる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ねこぱんち」

猫が持つ最大にして最強の攻撃。

対象に愛らしさ、かわいさ、美しさ依存の精神的ダメージを受ける。

この技を受けたものはあまりの可愛さに悶え、吐血をする者もいる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「さらさらもふもふ」

さらさらともふもふを併せ持つ至高の毛並み。

これを撫でたものは思わずもふってしまう。

愛らしさ、かわいさ、美しさ、あとおまけでVITも10倍にする。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「みわくのばでい」

みわくのばでい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ