デュ○ル、スタート!
遅れてごめんなさい!
それから数分程花火と駄弁っていると、話題が初弾のアプデについてになった。
「今回のアプデ、何が来るのかな」
「う~ん、まずサブクラスは確定でしょ?」
アイテムも配られてたしね。
「そだね、あとは・・・・・・あ、各武器ごとのスキルとかもあったね」
「そういえばそんなのもあった気がする」
「あれ総合部門の報酬でなぜか短機関銃だけなかったんだよね~」
「あぁ、確かに他の武器種はほぼ全部あったのに短機関銃だけなかった」
「それもアプデに期待かな~・・・・・・」
なんか突撃兵用のスキルなかったっけな~・・・・・・
「あ、でも神速あったじゃん」
「でもあれ他のクラスでも取れるじゃん」
「あ、そういえば」
むしろ突撃兵の長所を殺してる気がする。
「はぁ・・・・・・あ、冬華ちゃん、もう1口ちょーだい」
「ん」
「ありがと、このチーズチーズしたチーズパスタ、なんか食べたくなるんだよね~」
ふっふっふ、花火もチーズの魅力に気付いてきたかな?
このチーズチーズオンチーズパスタ、最初はチーズで麺が全く見えなかったんだけど今は結構減って・・・・・・ないな。まだまだ全体の3分の1ぐらいは残ってる。ん~最高!!
「うん、やっぱ美味しいんだけど流石にこれ1杯は無理かな~」
なんでよ~、こんなに美味しいのに。
「はいおかえし、あーん」
そういって花火がフォークにパスタを巻き、私の方に向けてきた。
「・・・・・・」
「あーーーーん」
「・・・・・・いやしないからね!?」
「え~、さっきはしてくれたのに?」
うっわ、すっごいいい笑顔だこと。
「や、その、さっきのは、ちがくて」
「はーん、ふーん、ほーん」
「え、なに!? それどういいう意味なの!?」
そんな風に終始私がいじられっぱなしで数十分過ごした。
・・・・・・こんど泣かせちゃる
「ん~、美味しかった~」
「うん、ここの店、これからも来よっかな、あのチーズ食べに」
「たしかにあのパスタ、チーズ好きにはたまんないからね~」
「うん、すっごい美味しかった」
あのチーズチーズした感じ、最高だった・・・・・・!
「んじゃまた明日~」
「ん、ばいばーい」
そうして今日はおひらきになった。
「ただいま~」
「おう、お帰り」
あれ? 今日は両親いないはずなのに返事がきた。
「なんだ、ひーにい帰ってたんだ」
「今日は顧問が出張ではやく終わったからな」
「ふーん」
なるほど、納得。
実は私には兄が2人いて、今目の前にいるのが次男の日向、それでひーにいって呼んでる。
ひーにいはダンス部に所属していて、全国大会でもいいとこ狙いるような強豪校の副部長をしている。
長男の沙夜こと兄は、俗に言うオタクというやつで、私の中のサブカルチャー系知識はほとんどが兄から教えてもらったといっても過言ではない。ちなみに呼び方はひーにいがそう読んでたから真似した。
でもオタクだからといってメガネはかけてないし太ってもいない、どちらかというと爽やか系だと思う。ちなみに無口キャラ。
爽やか系なのに無口キャラって? と思うけど兄の友人はみんな口をそろえて「爽やか系な無口キャラ」と言う。不思議。
あとよく友人にかわいらしい名前だとからかわれるらしい。まあ本人は名前気に入ってるらしいけど。
ちなみに私達の名前の由来は、如月の「月」と関係があるやつからつけたらしい。
沙夜が「月」と「夜」
日向が「月」と「太陽」
そして私が「雪月花」。
・・・・・・あれ? 私だけなんかちがくない? まぁこの名前大好きだから別にいいんだけどね。
「なあ冬華」
「なに?」
「暇」
「知らん」
「ヒドイ、じゃあデュ○マしようぜデュ○マ」
ちなみにひーにいは兄の影響でそういうのに結構詳しい。
だからデュ○マは私達にとってはコミュニケーションの1種ともいえる。
3人でしょっちゅうしてたからね。
「お、いいねそれ、負けないからね」
「ふ、兄に勝てる妹なんていねぇ!」
「むぅ、負けた・・・・・・」
「よし、なんとか勝ち越した!」
今の戦績は18戦8勝10敗だ。
ぐぬぬ、ギリギリ負け越してる・・・・・・。
「絶対追い付く!」
「はっはっは、やってみろ」
「よっし、追い付いた!」
「マジかよ」
あそこから私が2連勝してなんとか追い付いた。
あ、でももう時間だからおしまいかな。
「もう時間だからラストね」
「おっけー、んじゃこれ負けた方が今日の風呂掃除な」
「いいねそれ、負けないから」
「いーや、無理だね」
「んあー! 負けたー!!」
「よっしゃー! やはり兄に勝てる妹はいない!」
「ぐぬぬぬ」
「さぁ、風呂掃除をやってこい!」
「その前にご飯ね」
「ん、りょーかい」
今日は父親が当直、母は飲み会でいないから私がご飯をつくる。
さーて、なにつくろっかな~♪
チーン、とオーブンの音がなった。この音いいよね、私好き。
「はい完成、ミルフィーユ風ドリヤです!」
「おお!」
これはこの前フリマで買った大きいコップのような容器に3、4種類のドリヤを重ねて焼いたものだ。
でもバーナーがないと下の方が焼けないからちょっと大変。
「なにこれうっま!!」
「そう? ありがと」
「またつくってくれよこれ」
「もちろん」
やっぱり自分がつくった料理が褒められると嬉しいね!
そんな感じで、いつも部活やら何やらで夜まで帰ってこないひーにいと久しぶりに2人で過ごした。
昨日投稿直前にデータ飛んでふて寝しちゃいました。
だから今日朝早く起きて書いたんで許してください・・・・・・




