巻女・・・・1
おはようございます。こんにちは。こんばんは~お久しぶりです。今回は短編だったあれを長編に・・・まぁだらだら更新していくので気長に待っててください~
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巻物盗んだ女子いて~
親方様が起こってる~
追手が追いかけ見つけるが~
女はう~みに飛び込んだ~
死体は上がるがまきものは~
いまだにいまだに見つからず~
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人間界
私立締盟学園には毎年200人程度の人が入学してくる。
今年はその中にひときわ目立つ少女がいた。
閻魔組・・・ここ最近にここら辺を縄張りに活動をし始めた暴力団。
そこの一人娘が入学したのだ。
「え~じゃぁ自己紹介をしていきましょう」
担任がそういうと出席番号一番から自己紹介が始まった。
「1年2組1番!!閻魔瑠香です。この町に来てまだ少ししかたっておらず
皆様に迷惑をかけると思いやすが、どうかお友達になってくだせぇ!!」
この元気な子が最初で2組の自己紹介が始まった。
~同時刻~
・・・地獄・・・
「ふわぁ・・・門番ってのもひまだねぇ・・・」
門番がそういっていると前方から地獄車がやってきた。
「は~い・・・通行許可書見せて~」
と聞いた門番に対して返事はなく
「ちょっと~・・・聞いてるの~?」
「魔印1式・・・致死爆」
「え・・・?・・・・ぐはぁ・・・・」
そこは一瞬で血の海と化した。門番は力を振り絞って警告の鐘を押した。
その時には地獄車は現世への門へと向かっていた。
「緊急警告、緊急警告・・・何者かが地獄門を突破し
冥界の門を使い現在現世へ移動しています」
その知らせを聞いた地獄の王、閻魔大王は
「なんだと・・・最近の門番はやくにたたんのぅ・・・」
「閻魔大王様、そんなことを言っている場合では・・・
使いの者によりますと巻女がいななっている模様です」
「そかそか・・ってえぇぇぇぇぇ!?巻女だって。それは・・・・だれじゃ?」
その言葉によりその場にいたほとんどが心の中で
(新しい職探そう・・・)
と思った。
「閻魔大王様、巻女は明治2年屋敷の巻物、「魔封の書」をもって
海に飛び込み自殺した女性です。」
「そかそか・・じゃぁ現世の娘にに連絡して討伐させといて~」
(・・・やる気ねぇぇぇぇ)
「かしこまりました。ですが娘様は
本日入学式ですので後での連絡でもよろしいですか?」
「あぁ・・・たのんだ~」
(・・・やっぱり新しい職探そう・・・)
人間界
「閻魔さんは閻魔組の若頭「閻魔さんって何か好きなものは?」なの?」
閻魔瑠香は質問攻めにあっていた。
机の周りには大勢のクラスメイト、他クラスからも来ておりすごいことになっていた。
「愚民どもおどき!!」
そう声を張ったのは
「お嬢様、もう少しおしとやかに・・・」
「うるさいわ芽衣奈・・・で・・瑠香さんでしたわよね?」
「えぇ・・はい・・・あの・・・どちら様で?」
「ふふふ・・・まぁこの町に来て間もないのでしたわね、芽衣奈教えて差し上げなさい。」
(・・・自分で言えよ!!)
「はっ、お嬢様。このお方はこの町に江戸時代から
続いている大地主の娘、帝国院真樹様よ」
なぜだか知らないが教室から拍手が巻き起こる。
「ありがとう」
そういって帝国院麻紀は拍手を止めた。
「で・・・そんなお偉いさんがうちに何用で?」
「あなたの組はうちの管轄に侵害してきそうなので
それはやめてほしいとお父様にいってもらっても?」
「あぁ・・はい・・・父にですか~・・・・」
「あら・・・今の組長はお父様では?」
「ん~そうなんだろうけど~・・・まぁいっときます」
そう曖昧な返事をすると
「まぁよろしくて・・・またお会いしましょ」
そういって帝国院麻紀は去って行った。
「ふぅ・・・めんどくさいなぁ・・・」
その頃、閻魔組本家
・・・・・・・・・・・・・・ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「へい・・・閻魔組・・・あ・・・・天邪鬼・・・・え?あぁ・・・・
巻女がこっちに来てるって?了解了解。瑠香様が帰ってきたらいっとくよ。」
・・・・・・
※※※※
「・・・私を死に追いやったあの男は・・・どこぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」




