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閻魔の娘  作者: 瑠芽
1/2

巻女・・・・1

おはようございます。こんにちは。こんばんは~お久しぶりです。今回は短編だったあれを長編に・・・まぁだらだら更新していくので気長に待っててください~


###############

巻物盗んだ女子いて~

親方様が起こってる~

追手が追いかけ見つけるが~

女はう~みに飛び込んだ~

死体は上がるがまきものは~

いまだにいまだに見つからず~

###############

人間界


私立締盟学園には毎年200人程度の人が入学してくる。

今年はその中にひときわ目立つ少女がいた。

閻魔組・・・ここ最近にここら辺を縄張りに活動をし始めた暴力団。

そこの一人娘が入学したのだ。


「え~じゃぁ自己紹介をしていきましょう」

担任がそういうと出席番号一番から自己紹介が始まった。


「1年2組1番!!閻魔瑠香(えんまるか)です。この町に来てまだ少ししかたっておらず

皆様に迷惑をかけると思いやすが、どうかお友達になってくだせぇ!!」

この元気な子が最初で2組の自己紹介が始まった。


~同時刻~

・・・地獄・・・


「ふわぁ・・・門番ってのもひまだねぇ・・・」

門番がそういっていると前方から地獄車がやってきた。

「は~い・・・通行許可書見せて~」

と聞いた門番に対して返事はなく

「ちょっと~・・・聞いてるの~?」

「魔印1式・・・致死爆(メルトル)

「え・・・?・・・・ぐはぁ・・・・」

そこは一瞬で血の海と化した。門番は力を振り絞って警告の鐘を押した。

その時には地獄車は現世への門へと向かっていた。


「緊急警告、緊急警告・・・何者かが地獄門を突破し

冥界の門を使い現在現世へ移動しています」


その知らせを聞いた地獄の王、閻魔大王は

「なんだと・・・最近の門番はやくにたたんのぅ・・・」

「閻魔大王様、そんなことを言っている場合では・・・

使いの者によりますと巻女(ロールレディ)がいななっている模様です」

「そかそか・・ってえぇぇぇぇぇ!?巻女だって。それは・・・・だれじゃ?」

その言葉によりその場にいたほとんどが心の中で

(新しい職探そう・・・)

と思った。

「閻魔大王様、巻女は明治2年屋敷の巻物、「魔封の書」をもって

海に飛び込み自殺した女性です。」

「そかそか・・じゃぁ現世の娘にに連絡して討伐させといて~」

(・・・やる気ねぇぇぇぇ)

「かしこまりました。ですが娘様は

本日入学式ですので後での連絡でもよろしいですか?」

「あぁ・・・たのんだ~」

(・・・やっぱり新しい職探そう・・・)


人間界

「閻魔さんは閻魔組の若頭「閻魔さんって何か好きなものは?」なの?」

閻魔瑠香は質問攻めにあっていた。

机の周りには大勢のクラスメイト、他クラスからも来ておりすごいことになっていた。

「愚民どもおどき!!」

そう声を張ったのは

「お嬢様、もう少しおしとやかに・・・」

「うるさいわ芽衣奈・・・で・・瑠香さんでしたわよね?」

「えぇ・・はい・・・あの・・・どちら様で?」

「ふふふ・・・まぁこの町に来て間もないのでしたわね、芽衣奈教えて差し上げなさい。」

(・・・自分で言えよ!!)

「はっ、お嬢様。このお方はこの町に江戸時代から

続いている大地主の娘、帝国院真樹様よ」

なぜだか知らないが教室から拍手が巻き起こる。

「ありがとう」

そういって帝国院麻紀は拍手を止めた。

「で・・・そんなお偉いさんがうちに何用で?」

「あなたの組はうちの管轄に侵害してきそうなので

それはやめてほしいとお父様にいってもらっても?」

「あぁ・・はい・・・父にですか~・・・・」

「あら・・・今の組長はお父様では?」

「ん~そうなんだろうけど~・・・まぁいっときます」

そう曖昧な返事をすると

「まぁよろしくて・・・またお会いしましょ」

そういって帝国院麻紀は去って行った。

「ふぅ・・・めんどくさいなぁ・・・」


その頃、閻魔組本家

・・・・・・・・・・・・・・ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「へい・・・閻魔組・・・あ・・・・天邪鬼・・・・え?あぁ・・・・

巻女がこっちに来てるって?了解了解。瑠香様が帰ってきたらいっとくよ。」

・・・・・・



※※※※

「・・・私を死に追いやったあの男は・・・どこぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」


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