表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
84/107

90.観劇 前編




「お待たせしました。劇場へ参りましょう」


 諸侯達との食事会を終えたルカーシュをあたしとセリウスは馬車の前で迎える。


 白いローブのような礼装に身を包んだ彼は、日が落ちた薄闇の中でも王たる風格が際立つようだ。

元々所作に余裕のあったルカーシュだが、玉座に着いてからはそこに加えて威厳を身に付けたと見える。


 忙しさの為か肩まで伸びた銀髪を片側に編み下ろし、額にぴったりと沿う優美な銀の冠は戴冠式の時よりもさらに似合っている。


「お勤めご苦労さんだな、陛下。劇場で寝ちまわないといいが」


 馬車に乗り込みながらあたしが笑いかければ、先に掛けたルカーシュもくすりと笑う。


「それだけは無いと思いますよ。今回の演劇に関してはかなり期待していますからね」

「へえ、そんなにか。観劇なんか初めてだが、こっちも楽しみになるってもんだ。なあセリウス?」


 そう言いながら振り向くと、遅れて隣に掛けたセリウスは気まずそうに目を逸らした。


「なんだよ、やらかしたことは潔く叱られるんだろ?それはそれで、劇そのものは楽しめばいいじゃないか」


 あたしが笑うと彼はさらに居心地が悪そうに下唇を噛む。なんだ?劇そのものも楽しめないってか。


「もしかして、劇自体が苦手とか?ていうかそもそもお前は見たことあんのか?」


 そう言って彼の顔を覗き込むとセリウスは

「う...、」と言葉に詰まり、少し間を開けて口を開いた。


「確かに...観劇の経験はありません。ですが経験の有無に関係無く、今回の劇については...俺は楽しめないと言い切れるかと...」


「...後は開演まで黙らせていただきます」


 それだけ言い終わると渋い顔で黙り込むセリウス。


 ルカーシュが期待するほどの劇なのにセリウスには楽しめない、とは?さっぱり意味がわからない。


 セリウスが楽しめそうにない内容...。

もしかすると、ルカーシュは見ていてこちらが恥ずかしくなる程にひたすら甘い恋愛物を好んでいたりするのだろうか。


 あたしが腕を組んで考え込んでいる間もルカーシュは肩を震わせてくすくすと笑いを堪えている。


「いやあ、開演が楽しみですね。いいですか?ステラさん。劇の間は決して立ち上がらず、大きな声も出してはなりません。私に恥をかかせないように頼みますよ」


 軽く笑みを堪えながら釘を刺すルカーシュに、あたしはため息をつく。


「あのな。そのくらいは経験が無くたってわかるっつーの。陛下のご友人として礼儀くらい弁えるさ」

「それは何より。...絶対、守って下さいね」


 あたしがそう返したと言うのにルカーシュはにっこりとこちらにもう一度釘を刺す。


「なんで二度押しすんだよ、守るって!」






 劇場に着き馬車から降りると、入り口前で待ち構えていた支配人と名乗る男に迎えられる。


「陛下!よく来て下さいました!英雄の御二方も!」


 外にぴんと跳ねる口髭が特徴的なその男は派手なジャケットに身を包み、孔雀の羽飾りの付いたつば付きの帽子を大袈裟に下ろして見せる。


「陛下と騎士団長様の多大なご協力有って、非常に出来の良い仕上がりになっているかと!ゆくゆくは国内全土まで人気が高まること間違いありません!」


 芝居じみた動きで手を広げて見せる支配人の言葉にあたしはセリウスを見上げる。


 どうやら今回の劇はルカーシュとこいつが関わっている新作らしい。察するに、国王即位に当たってのプロパガンダ的な作品ということだろうか?

それならこいつが楽しめないというのも頷ける。


 ...ん?という事は、もしかして情報提供に使われたらしいセリウスは劇中に役として登場するのでは?

 英雄らしい台詞なんて当てられちまって自分の姿をした俳優が舞台で演じるとなりゃ、さぞ気まずいだろうな。


 そこまで考えてにやりとした後、ふと嫌な想像にたどり着く。


 ...待てよ。


 おそらくセリウスが登場するってことは。

そしてあたしまで劇場に呼ばれてるってことは。

さらにその件であたしにセリウスが叱られるってことは。


 もしかして、もしかしてだぞ?



 ...そこにあたしも含まれてる?



 焦ってばっとセリウスを見るとあたしの視線にぐっと目を瞑る。“お許し下さい”という言葉が彼の表情から聞こえたような気がする。


 さらに焦ってばっとルカーシュを見るとルカーシュはにっこりと微笑む。まるで“観念なさい”とでも言うように。


 ...う、嘘だろ!?


あたしはさあっと青くなる。


 い、嫌だ、いやだ、いやだ、いやだ!!!


 あたしが思わず慌てて後退りすると、セリウスとルカーシュから同時にガッと両腕を掴まれる。


 ...こいつら、あたしが逃げる事を見越して黙っていたのか...!!


 ルカーシュの友人枠として劇場なんて煌びやかな場所に赴くのに、“礼装もドレスも必要ない、いつも通りの船長らしい服装で”なんて、妙だと思ってたんだ!


 そういうことか、そういうことかよ...!!


「やってくれたな、お前ら...!」


 あたしが凄んで言うと、セリウスは後の叱責に観念するように遠い目をして前を向いた。ルカーシュはおかしくてたまらないと言わんばかりに口の端を上げながら、二人してあたしを引きずっていく。


 鍛えているセリウスの力の強さは言わずもがな、上品で細身なルカーシュもなんだかんだ言って男なのだ。二人の両腕を掴む力は強い。


 無理矢理逃げることも出来ないではないが、劇場前で大暴れして人目を惹くのも気が引ける。

あたしは内心でかなり怒りつつも渋々彼らに引きずられた。



 派手な劇場内の二階に上がり、広い貴賓席へと通される。あたしは一番舞台がよく見えるだろうルカーシュの隣へと、腕を掴まれたまましっかりと座らされた。そしてその隣にセリウスが挟み込むように掛ける。


 見下ろしてみればすでに場内の客席は満席だ。

しかも隣の貴賓席からファビアンがこちらに手を振っているではないか。

 その横ではヴィオレッタも嬉しそうに微笑み掛けている。


 あたしはファビアンを無視し、彼女にぎこちなく笑みを返してから周りを見回してみる。

すると二階に並ぶ貴賓席の殆どはセリウスの部下の騎士達とその家族、または見覚えのある令嬢と諸侯達で埋められているようだ。


 ますます嫌な予感に唇をぎゅっと結べば、隣でルカーシュが肩を震わせる。


 飲み物が提供され、同時に舞台上を拡大して見るための棒付きの小さな双眼鏡のようなものまで手渡される。


 い、いらねえ...。


 苦々しげにセリウスに押し付けると彼は文句も言わずそれを受け取った。一層遠い目をする彼は目も合わせない。


 本当にこいつ、...後で覚悟しろよ。


「さあ、始まりますよ。楽しみましょう。」


 ルカーシュが楽しそうに囁いた瞬間、劇場の明かりが落とされた。







 閉じられた幕の前に、先ほどの支配人がスポットライトを浴びて登場する。


 拍手を受けて大袈裟に礼をする彼は、拍手が収まるのを待ってゆっくり顔を上げる。

そして会場を見回すと、にっこりと微笑んだ。


《——紳士淑女のみなみな様、お集まりいただき誠に感謝申し上げます!この機会と題材使用へのお許しを下さったルカーシュ国王陛下と騎士団長様にも、心よりの感謝を!——》


《——それでは本日、我が自慢の劇団員達が演じさせていただきます、その内容をお伝えしましょう!みなさまお待ちかねですね?そう、今回題材となされたのはかの“二大英雄”!彼らがいかにして英雄となったのか!そしていかにして結ばれたのか!?——》


《——大海原を統べる海賊女王と王国の騎士団長!身分違いの二人の男女が、陛下の密命にて国を脅かす陰謀に立ち向かい、英雄となるまでを描いた忠義と愛の物語。——》


《——その名も、“二大英雄譚・海賊女王と黒の剣”!!——》


 高らかに告げられる題名と同時に大きく湧き上がる拍手。


 同じく拍手をするルカーシュの隣で、あたしとセリウスはギッ、と身体を硬直させる。


 い、いやいやいや、まさか国王のルカーシュが主人公じゃなくて、あたしとセリウスが題材なのかよ!?

 ていうか忠義はまだいいとして、あっ...、愛の物語だと...!?


 本当に勘弁してくれ!こいつ、どこまで喋りやがったんだ...!!!


 あたしがセリウスを見やれば、セリウスはあたしから目を逸らし青い顔をしている。


 そんな彼を睨んでいれば、拍手と共に幕が開いてしまう。見たくないが、この真正面で見ないわけにもいかず、しかも気にならないと言えば嘘になる。


 目をやった舞台上には、一人の美しい女優がスポットライトの光を煌々と受けて立っていた。


 今のあたしと全く同じ、羽付きの海賊帽に真紅のコート、そしてオレンジから赤に移り変わる夕焼け色の跳ねた長髪。瞳の色まで全く同じなのは、何らかの魔法で変えているのだろうか。



《——ああ、母さん!あんたを失ったこの心は、未だ癒えていないというのに!——》


 舞台上の“ステラ”が空に両手を振り上げて高らかに声を上げ、あたしは思わず顔をばっと覆った。


《——港に戻れば牢に囚われ、明日の朝には処刑が待っている。...いいや、ここで易々と死んでなるものか!なんとしても抜け出して、母の仇を取って見せる!——》


《——我が母の命を奪いし狡猾なアガルタの船よ!母の忠義を踏み躙る悪逆の王よ!このステラ・バルバリア、海の女王の怒り、必ずや思い知らせる!——》


 天に拳を突き上げる“あたし”に観客達はわあっと拍手を送る。


 ...なんだこれ。


 あたしは思わず顔を覆っていた両手を下げて、ルカーシュとセリウスを交互に見やる。


「...いやいや、あんな事言った覚えないし...。自分で女王を名乗るやつがいるかよ。しかもやたらと説明口調が過ぎないか」

「劇とはそういうものですよ。わかりやすく観客に伝えねば、物語として成立しないでしょう?」


 ルカーシュが微笑んで手にしたグラスを傾ける。

あたしが眉根に皺をよせるとセリウスはみじろぎし、弁解するようにこちらに目を向けた。


「...台詞についても俺は状況をお伝えしたのみ。陛下と脚本家の想像に基づいたものです。お母君への想いを他人に語らせるご無礼は如何程(いかほど)かと...」


 あたしは本気で申し訳なく思っているらしい彼に、はあ、とため息をつく。


「...まあ、そこに関してはいい。どうせ演劇(おままごと)だろ」


 そう言って舞台上に向き直れば、スポットライトがもう一つぱっと照らされ、その場に一人の俳優が現れる。


 腰まで流れる黒髪に、少し本物とは意匠を変えた黒い軍服。確かに同じ軍服を作るわけにはいかないか。しかしマントを翻し現れたその姿は、まさにセリウスのようだ。

 ...本人に比べ、少し身長が足らない気がするが。



《——我こそは“剣牙の魔狼”騎士団長、セリウス・ヴェルドマン!王弟殿下の命により、貴女の命をお助けに参りました!——》


 低い声で発せられた予想外の勇ましい台詞に、あたしは思わずぶっと吹き出し、セリウスが耐え難いと言わんばかりに目を瞑って天井を仰ぐ。

 ルカーシュも口元を抑え、隣で肩を震わせた。


《——何故、騎士団長とやらがあたしを助ける!いいだろう、その王弟とやらに会わせてもらおうか!——》



「展開が少し違うな。ルカーシュは居ないし、セリウスともここで初対面の扱いなのか」


 ルカーシュはあたしの言葉に頷く。


「わかりやすさが重要ですからね。いきなり舞台上に何人も現れたら観客は混乱する。多少の変更は必要です」

「ふうん...。そういうもんかね」


 そう交わす間にも舞台は移り変わり、素早く王城へとセットが変わる。


 どうやってるのか知らないが、なかなかよく出来ている。配置は違うものの、ルカーシュの室内の雰囲気をよく捉えられているのは本人の協力あってこそだろう。



《——よく来ましたね。ステラ・バルバリア。そして我が友、セリウス。よくぞ兄上の手から彼女を助け出してくれました。——》


 壇上に現れた“ルカーシュ”の銀髪は短く、礼装もかつての王弟らしきフリルタイのついたジャケットを着込んでいて懐かしい。

 そうだ、出会った頃のこいつはこんな感じだったよな...。


 そう思い出に少し頬を綻ばせた途端、楽団によって音楽が奏でられる。そして目を丸くした次の瞬間、壇上の彼らが掛け合うように次々に口を開いた。



《——お聞きなさい 悪逆の王は民を脅かす——》


 “ルカーシュ”が伸びる声で歌いながら手を広げて舞台の中心に歩き出す。


《——前王の死は謀られたもの——》


 “セリウス”が低い声で歌い、その側で悔しそうに拳を握りしめた。


《——我が父の死の陰謀を解き明かし——》


 “ルカーシュ”が“ステラ”に歌いかけ、


《——我が母の復讐を必ず遂げる——》


 “ステラ”が勇ましく歌いながら力強く頷く。


《——我が殿下こそ王に相応しい——》


 そして“セリウス”が“ルカーシュ”に向かってひざまずく。


《——いざ、暴虐の王を我らで退けよう——》


 そして3人共に手を取り合って天高く上げた。

そして拍手喝采と共に、一旦その幕が閉じられた。


 喝采の中であたしは呆気に取られ、いきなりすぎる展開に意味がわからず狼狽える。


「おっ、おい...なんだこれ。いきなり歌い出したぞ...?」


 あたしが顔を引き攣らせてルカーシュを振り向けば、「そういうものですよ。じきに慣れます。」

と彼は当たり前のように微笑んだ。


 いきなり手を取り合って歌い出すのが普通だと?

り、理解出来ない...。

オーケストラに豪華なコーラスまで入っていて、妙に壮大で少し引いてしまう。


 もしかして、この調子で続くのか...?

あたしの格好をした女優が舞台上で勇ましく歌う姿を思い出して羞恥心で鳥肌が立つ。

こ、これはいよいよ耐え難いかもしれない...。


 そうして幕が開けると、予想通り大袈裟にその展開は続き、自分達の分身が舞台上で踊り歌う。

あたしとセリウスはその辱めにすっかり黙り込んで、ひたすら背中に嫌な汗をかき続けた。


 俳優達が歌い舞台装置が展開する中、あたしは薄目で劇を眺める。


 ...じっと見ていれば、戦闘を真似た動きはなかなかよく出来ているし、魔法を使った演出は見応えがある。

 少しずつ歌にも慣れてきてみると、効果的に劇を盛り上げている上に、音楽そのものも耳に残る名曲だ。

 物語も上手い具合に削ったり増やしたりしていて、実際よりもドラマティックに仕上がっている。


 脚色された他人事と思ってみれば、演劇とは、意外に楽しめるもんかもしれないな...。


 そんな風に割り切り始めた最中、舞台の背景がまた動き出し、場面が移り変わる。


 どうやら、セットは馬車の中のようだ。

男装姿の“ステラ”と“セリウス”が向かい合っているということは、夜会へと向かうシーンだろうか。



《——ステラさん、貴女は美しい——》


 “セリウス”から発されたその一言目に、あたしはかあっと赤くなる。


まてまてまて、もしかしてこの展開、この夕陽の演出...


まさか!?


《——何を言い出す——》


 大袈裟に驚く“ステラ”の言葉に“セリウス”はその手を恭しく取った。


《——貴女に伝えねばならぬ事がある。貴女を困らせる事は承知だが、受け止めては下さらないか——》


《——俺は、貴女に惚れている——》


 そう言うやいなや、“セリウス”は音楽と共に歌い出す。


《——美しい夕陽の髪に 輝くエメラルドのその瞳——》


《——俺の心を掴むのは 貴女に宿る勇ましさ——》


《—— 一介の騎士として 貴女を お慕い申し上げます——》


 “セリウス”は掴んだその手に口付けを落とし、“ステラ”は勢いよく振り払う。


《——何を言う わからない お前の言葉が 受け止められるものか——》


 その歌声に“セリウス”は切なそうな面持ちで歌を返す。


《——いつの日か貴女のお心を手に入れる その日までどうぞお覚悟を——》



 ...あ、あ、あの時の言葉とほとんど同じじゃないか...!!!

こっ、、この野郎...ッ!!!


こんなところまで喋る奴があるか!!!



 全身が燃えるように熱くなりながらもセリウスをばっと振り向けば、隣のセリウスも顔を覆って湯気が出そうなほど耳まで真っ赤だ。


 いや、お前も恥ずかしいからって許されると思うなよ!?くそっ、絶対後で引っ叩いてやる!!


 今すぐ引っ叩けないのをこらえつつ、あたしは彼の軍服の上からその二の腕を、ぎゅう!!と思い切り力を入れて指でつまんでやる。


 彼は抵抗することなく、

「...申し訳、ありません...。陛下には俺も、逆らえず...」

とぼそぼそと指の隙間から小さく漏らした。


 ルカーシュはというと、肩を震わすどころかもはや腹を抑えてひぃひぃと小さく引き笑いを漏らしている。


 こ、こいつ...!!!こいつも王なんかじゃなかったら、思いっきりこの引き笑いに揺れる銀髪を引っ張ってハゲにしてやるのに!!


 あたしは膝の上でぐっと拳を握ると、手渡されていたシャンパンを思い切り煽って一気に飲み干した。


 くそ、飲まないとやってられない!


 後ろに控える劇場の人間に視線でボトルを持ってこいと促し、思い切りひったくる。

 ひったくられた男も心なしか、いや、間違いなくこいつも笑いを堪えてやがる。覚えとけよ、お前ら...!


 セリウスは俯いて額に両手を当てつつも、あたしが奪い取ったボトルをチラリと見やる。


「俺も、頂いても...?」


 あたしはその言葉に耐えきれなくなってその頭を引っ叩いた。


「べらべら喋っちまったお前が逃げていいと思ってんのか!お前はシラフで耐えやがれ!」


 あたしが小声で怒鳴ると、セリウスはがっくりと項垂れて、もう一度「申し訳ありません...」と泣き言のように呟いた。






予想がついていた方も多いかと思われますが、ステラとセリウスの羞恥プレイ展開です。

ルカーシュはいわずもがな、ファビアンや騎士団の面々は舞台上と本人二人の反応を見比べるのにめちゃくちゃ忙しいはず。後編へと続きます。


リアクション、感想、評価など頂けますと大変喜びます!反応をいただいて嬉しく思っております。ご支援よろしくお願いいたします〜!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ