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65.リゼリア






「リゼリア・ギレオン伯爵令嬢。前王陛下殺害の罪によって貴様の身柄を拘束する」


 衛兵達を気絶させリゼリア嬢の部屋の扉を開く。

セリウスが寝台に向かって静かに告げると、彼女はもぞり、と身じろいでゆっくりとその体を起こした。濃紫色の乱れた長い髪の内で、同じ色の瞳がこちらを暗く一瞥する。


「...ああ、ついにこの時が来ましたか」


 彼女はそう表情のない顔で独りごちると、その細く白い足を地面に下ろす。部屋に満ちていた嫌な香りが強くなり、あたしは思わず顔を顰めた。


「父親の身柄は既に拘束している。抵抗は勧めない」


 彼女はセリウスの言葉に少しだけ目を見開き、悲しげな顔をした。


「そうですか...、父が...。大人しく従いましょう。

抵抗などいたしません」


 彼女は静かな声でゆっくりとこちらに歩み寄り、その両手を差し出した。




 彼女を無事拘束し、城の正面大広間に差し掛かったその時だった。視界の端から足音を響かせ誰かが駆け寄ってくる。その制服を見るにおそらく夜勤と入れ替わりの衛兵のようだ。

 まずい、今の彼女はその場に香りを撒き散らしている。あたしはとっさに衛兵を捕まえようとして違和感を覚える。


あたしと同じ、夕焼け色の長い髪。


「母さん...?」


いや、そんな筈はない!

思い直した瞬間、後ろから追いついたセリウスの声が呟く。


「父上...!?」


 まさか!これは幻覚...!!

あたしがそう思った瞬間、リゼリア嬢が口を開いた。


「私の魔石を発動させよ」


 その言葉と同時に、母の形をした虚な目の人間が手を振り上げる。拘束されたリゼリア嬢の指にはめられた指輪が光るとと共に、その魔石から大広間に下がるいくつもの巨大なシャンデリアに向かって雷撃が放たれた。


「ッ!!!」


 全てのシャンデリアが一斉に真下に落下する。

あたしがそれを避け咄嗟に騎士団の全員が魔法で障壁を張ったその瞬間、リゼリア嬢がその場から駆け出した。


「くそっ!!」


 シャンデリアが弾ける中で彼女は裸足のまま駆け、廊下の奥へと姿を消す。強い香りが彼女の後に残され、廊下に控えていた衛兵達が順に虚な目をして武器を構えこちらに向けた。 


 未だ母の形の“それ”は呆然とその場に立ち尽くしている。そしてその胸に光る、赤黒い魔石。


「こいつ、傀儡か!!」


 あたしの言葉にセリウスが魔石を雷撃で壊せば、母が地面にくずおれ男の姿に変わる。

やはりこの男の持つ幻覚魔法だったのか!


 まさか城内にまで傀儡が入り込んでいたとは。

完全に従属された傀儡は、香水のように効果が切れる事なく主の命に従い続ける。これが既に大量に紛れ込んでいるとしたら...!!


 そう考えるのも束の間、大広間はこちらに殺意を向ける虚な目の人間達で囲まれる。


「やはり、こうなるか...!」


 セリウスが歯噛みする共にあたし達は目配せをして、リゼリア嬢の消えた方向へと足を向ける。

ファビアンが光の弓矢で彼らの手足を地面に縫い止めながらこちらに向かって叫んだ。


「行け!!ここは僕らに任せて!」


 敵の攻撃を掻い潜り廊下へと駆け飛び込む背後で、彼らが刃を交え激しく魔法を打ち出す音がする。敵味方共に魔力を駆使する大広間は激戦になるだろう。頼んだぞ、と心の中で唱えながらその場を後にした。


 強く香りの残された廊下から衛兵やメイド達がこちらに向かって武器を構え、魔法を打ち出す。

限られた空間で放たれる魔法を避けて彼らを無力化するのは至難の業だが、やるしかない!


 あたしが鞭で彼らを捕え首元を強かに打つ側で、セリウスは光の障壁で彼らの攻撃を跳ね返し、指から放つ雷撃で気絶させて行く。


 折も悪く早朝は最も忙しく使用人達が働く時間だ。香りが充満した廊下に現れた彼らが次々と目を虚にしこちらに向かって攻撃を仕掛けて来る様は、はっきり言ってキリがない。


「くそッ、殺せないのは厄介だ!」


 あたしが苛立ちに声を上げれば、セリウスも焦れた怒りを露わに敵に向かって魔法を放つ。


「おそらく傀儡も紛れていますが、これでは見分けが付かない!」


 リゼリア嬢め、大人しい顔してやってくれるじゃないか!


 まるで香水で湯浴みでもしたような強い香りといい、身につけた指の魔石。彼女だけではただの飾りにしかならないが、あたしがセリウスの魔石を使えたように、発動さえさせてしまえば魔力無しでも関係ない。加えて城の中に紛れた傀儡。

まったく、この時のため対策は十分練られていたというわけだ!


 

 なんとか廊下を切り抜け、香りを追うも視界の端から傀儡達が飛び込んでくる。人間と思えぬ獣のようなその動きに、思わずあたしは反応が遅れ腕を取られる。


「ッ!!まずい!」


 傀儡がその手を振り上げ火花が散った瞬間、セリウスが雷撃を纏った手で押さえつけるように胸の魔石を壊し、傀儡ががくりと崩れ落ちる。


「助かった!」


 あたしはそう言いながら彼越しに切り込んできた傀儡にナイフを投げ、その手を壁に縫い止める。後ろから現れた兵士の剣に素早く身を屈ませれば、頭上でセリウスが兵士を壁に蹴り飛ばした。


「流石の身のこなし。連携も悪くありませんね」


 蹴った足で反動をつけて回り、あたしと背合わせになって雷撃を落とす彼に、あたしも振り返らず前方の複数の敵を思い切り鞭で薙ぎ払う。


「馬鹿!体術も出来るって先に言っとけ!」


 辺りの敵があらかた片付き、次が来ないうちに廊下を駆け抜ける。

この香りが続く方向...まずいな。


「兵舎の方向です。最悪の流れだ」

「くそっ!本気の戦になっちまう!」


 案の定、兵舎に飛び込めば今までと比べ物にならない魔法攻撃の雨が降り注ぐ。咄嗟に盾を拾って受けるも雷撃が手に伝い、敵に向かって投げつけた。


「くそっ!分が悪い!!」

「俺の側に!光の障壁である程度は防げるかと!」


 仕方ない!あたしには魔法の芸当は無いんだ、こいつの盾に縋るしか無い。

あたしが彼の懐に飛び込んだと同時にセリウスが障壁を張り、周囲に氷を巻き上げた強い嵐を噴き起こして彼らの体を一斉に凍らせる。


 兵舎の至る所で動きそのままに固まる彼らが生きているのか若干心配になるが、そんな事を言っている暇もない。あたし達は香りを追って兵舎を後にした。



 香りは外ではなく、地下牢へと続いていた。


 イスティアは既に監獄塔へ移されており、ここには誰も居ないはずだ。加えて先は完全な袋小路。しかもこちらは香水を克服している。

リゼリア嬢め、兵舎まで逃げ込んだのは賢かったが焦って墓穴を掘ったな。


 さあ、あとは大人しく捕まってもらおうじゃないか!


 牢の作りをよく知るセリウスが先に階下に降りて扉の向こうに消え、あたしも急ぎ彼の後を追う。


 そして重い扉が閉まり、ガチャンと音を立てたその目前。薄暗い牢獄の中、セリウスが立ち尽くしていた。


「セリウス、...ッ!?」


 口を開いた瞬間に、猛烈な悪臭を肺に吸い込む。なんだ、この濃度は!?鼻が潰れる!!息苦しいほどの重たい悪臭の中で咳き込み、あたしは思わず袖で鼻を覆った。


 目に染みる空気の中で、立ち尽くすセリウスがこちらをゆっくりと振り返る。



「俺を、殺して下さい」


「今すぐ...!」


 彼が言葉を発した途端、襟元の白い魔石がひび割れ、耐えきれないようにパン!と弾ける。

同時に彼が手のひらで顔を覆い、苦しそうに呻めき悶え始めた。


「ッぁ...!!!ぐッう、ぅううう...ッ!!!!」

「セリウス!!!」


 あたしが駆け寄るも彼は激しくその身を悶えさせ、指の隙間から必死でこちらに目をやり、あたしに叫ぶ。


「ッはやく...!!貴女を、ころした、くない...ッ!!!」

「だめだ!しっかりしろ!!おい、セリウス!!」


「ッぁ、ああああッ!!!!」


 彼は両手で顔を覆ったまま激しい雄叫びを上げ、その場に膝をつく。ビリビリと牢に響く叫びの中、あたしが身を震わせ動けないままに、彼は冷たい地面にうずくまる。そして叫びの反響が途切れ、あたしは息をする事を忘れる。


 しん、と静まり返った闇の中。


 セリウスはゆっくりと立ち上がると、光の無い目でこちらを見下ろした。



 おもむろに彼が手を上げ、背後の扉が凍りつく。

くそっ、出口が!



「見事に誘いに乗ったわね。ステラ・バルバリア」


 牢の奥から女の声が響き、目をやればリゼリア嬢が最奥でこちらを見つめていた。足元に首飾りの宝石が割れ落ち、その中から紅い液体が地面に染み出している。


「原液を濃縮したものよ。ああ、本当に嫌な匂い...!」


「さあ、剣牙の魔狼騎士団長、セリウス・ヴェルドマン。...目の前の女を殺しなさい」


 彼女が悲しげに微笑むや否や、セリウスが虚な金の瞳に焔を灯す。そしてその右手を振り上げるとこちらに向けて豪炎を放った。


「ッ!!セリウス!!!」


 咄嗟に避けて彼に叫ぶも返答はなく、先ほどまで居た場所の鉄格子が、飴のようにドロリと溶け落ちた。...なんて火力だ。喰らえばたまったものじゃない。


 あたしがぞ...、と鳥肌を立たせるも彼はまた右手をこちらに向ける。青い雷撃が放たれ、あたしはかろうじて避けるが、握ったナイフを取り落とす。

しかし雷撃はこの程度...。主人に当たる為雨のようには降らせないのか。


 そう考えるのも束の間、散弾のような氷撃がこちらに向かって放たれる。狭い牢獄をあたしは転がるように逃げるも数多のつぶてを避けきれず、ふくらはぎの肉が削げ思わず叫び声を上げた。

 氷で削がれたというのに灼けたように傷が熱い。

鋭利な切り口は出血が止まらず、筋が切れたのか力もうまく入らない。


 ...くそ、牢の中じゃ分が悪すぎる!早く気を失わせないと!!


「さあ、いつまで持つかしら。早く死んでくれないと、わたくしもいつまでもここから出られないわ」


「こんな匂い、大嫌い。全てを傀儡にしてしまえば二度と身につけるものですか」


 リゼリア嬢は暗い瞳で悲しげに笑う。その間にもセリウスの攻撃が放たれ、あたしはなんとか身を屈めて滑り避ける。リゼリア嬢に幾度もナイフを投げるも、護るように立ち塞がるセリウスに光の障壁で防がれてしまう。


 そして地面から突き出す岩の棘に肩口を裂かれながらもなんとか避け、あたしはまた太腿のナイフに手を伸ばす。しかし勢いよく握ったその手は空を掴んだ。


 くそっ!ナイフが切れた!!


 残るは鞭と腰に刺した短刀だけ。その内一本は先ほどの兵舎で取り落としている。対してセリウスには強大な魔法と左手に振るう大剣が鈍く光る。はっきり言って形成不利に尽きるってもんだ。


「もう諦めなさい。私も諦めたもの。その方がきっと楽になるわ」


 じり...とセリウスに間合いを詰める中で、リゼリア嬢の悲しげな声が響く。


「残念ながらあたしは諦めの悪い女でね。最後まで抗って見なくちゃ気が済まないな!」


 そう言いながら彼に飛びかかり短刀で切り込むが大剣で弾かれ、あたしの胸ぐらを掴まれその手に火花が光る。あたしは咄嗟にセリウスに思いきり蹴り込み、彼の胸を足場に身を一回転させて地面へ逃れる。


「お前は最初っから王を暗殺する気なんてなかったんだろう!何故抗わない!嫌だと言えばよかったろうが!」


 降りかかるセリウスの炎を避けながら言い放つと、リゼリア嬢はふふ、とおかしそうに笑う。


「そうしたら私の家は没落し、お父様は身をやつしていたわ。魔力もなく、東方支部の片隅で研究員とは名ばかりの雑用じゃ、莫大な借金なんて返し切れないもの」


「お父様は魔力無しのわたくしを大切に育ててくださったわ。ここで報いねば、わたくしがやらねば、私の価値はどこにあるというの!?」


 彼女が叫び、呼応するようにセリウスがこちらへ雷撃を降らせる。この速さ、傷ついた足じゃ避けきれない。あたしは手に持った短刀を頭上に投げて僅かに雷撃を逸らし側に転がった。

投げた瞬間左手に雷撃を受けたせいでもう鞭は握れない。それでもあたしは彼女を睨みつけた。


「だがその結果今はどうだ!お前の父はギレオン家にお前を売る様に押し付け、人を狂わせる魔石に心を痛めもしない!お前はそんな事が望みだったのか!!」


 起き上がったあたしが怒鳴れば、彼女は泣きそうな目をしてこめかみを握り濃紫の髪を左右に振るわせる。


「違う、違う!違うわ!!!」


「私っ...、私が!あんなものを見つけたせいよ!!あんな呪われた花を見つけなければ...その場で燃やしていれば、お父様は変わらなかった...!!」


 彼女はぼろぼろと暗い瞳から大粒の涙をこぼし、冷えた地面へとへたり込む。


「ラディリオの話にお父様は目を輝かせたわ。もう家を、私を案じることは無いのだと...。そんなお父様をどうして止める事ができるの...?何も無いこの私が...」


 彼女は床に手をついて目を瞑り涙を流すと、ゆっくりと顔を持ち上げてあたしを見据えた。


「もう...、もういいわ。貴女を殺し、この男を傀儡にして全ては終わりよ。さあ、とどめを...!」


「その女の息の根を止めなさい!!」


 鞭も取れず、武器は全て失った。

抉れた足から失った大量の血が身体を冷やし、這いずる程の力しか残っていない。


 セリウスはこちらにゆっくりと近付くと両手を剣の柄に掛け、握り込む。

セリウスの身ほどもある鈍色の分厚い刀身が蝋燭の火にぎらりとゆらめき、あたしの腹目掛けて大きく振り上げられた。

あたしはその切先をなすがまま見つめる。




 ...くそ、ここで終わりか。




 あたしに跨った彼の頭上、振り上げた手が震える。硬く握られたその拳は震えの後もう一度握りしめられた。

確実にあたしを仕留めると、この腹へと剣の切先は向けられる。次の瞬間、ぎらっと光を纏った刃が勢いよく振り下ろされた。



 重く鋭い刀身が貫く音が響き渡る。

セリウスの瞳の焔が、ふっ、と消えた。


「ああ、やった...!やっと終わったわ...!!」


「ねえ、ステラ・バルバリア。貴女の最期ってこんなものなの?」


「私を追い詰めて最後まで抗った結果、貴女は死んだ...。馬鹿みたい、ほんと、馬鹿みたいよ...!」




 あたしは彼女の嘆きともつかぬ笑いの中でぼんやりと、目の前に膝をつき、自らに跨る彼を見つめていた。

 セリウスは剣の柄を両手で固く握りしめ、虚ろな黄金の瞳が焔を失ってなお、真っ直ぐにこちらを見据えている。血を失った身体は指先まで冷え切り、朦朧とした視界で彼の姿がぼやけていく。


 ...ああ、終わったのか。意外と呆気なかったな。


 母さん、ごめん。仇...討てなかった。

でもやるだけやったよ。


あたしはちゃんと、全力で————








———おかしいな、痛みがない。



最期って、痛くないもんなのか...?




 ふと、セリウスの握った剣を見下ろす。その剣はあたしの腹めがけて振り下ろされ———


———中心を逸れて脇腹の隣、煉瓦の地面に突き刺さっていた。

それは彼の力でも簡単には抜けないほど、深々と。


 見上げれば、セリウスの感情の無い金の瞳は変わらずこちらを見つめ続けている。 

そしてその瞳が、微かに揺らめいた。


 


...ああ、まったく、お前ってやつは。


 

操られてもあたしのことを。

  





...負けたよ、セリウス。お前の勝ちだ。




 あたしは微笑むと彼の頬に触れ、金の瞳を見つめる。


 ゆっくりと頬を撫でて


 目を瞑り


 彼の唇に口付けた。


彼の唇が、触れられた肌が、微かに震える。


そして唇をそっと離すと、あたしは左耳の耳飾りを片手で外す。


お前と出会ったのも、これがきっかけだったな。



...さあ、一か八かだ。




「最期まで抗うのが馬鹿だって?」


 あたしは耳飾りを投げナイフのように握り込む。


「それはね、やり遂げた奴だけが初めて言える台詞だよ!」


 そしてセリウスの肩にぐっと腕をかけると、その奥の彼女に、最後の力を振り絞って投げつけた。


「まさか生きて...きゃっ!?」


 耳飾りの針は、咄嗟に受け止めた彼女の手のひらに深く刺さり込む。


「っ!?なによ、こんなもの...!」


 彼女が驚き声を上げる、次の瞬間。


 瞬く間に彼女の体は炎に包まれ燃え上がった。


「っあぁあ!?いや、嫌!!!嫌ぁああ!!!!

誰かっ、お父様!!!!熱いっ、あ、ぁあああああああッ!!!!」


 燃え上がったリゼリア嬢が立ち上がり、叫びながらふらふらとその足を動かして彷徨う。


 彼女は炎の中で踊るようにその場で回り、鉄格子にぶつかり弾みで手のひらの針が抜けた。


「お、...とう...さ、ま...」


 耳飾りのエメラルドはその場に落ちるとパンッと音を立てて割れる。炎がふっと消えると同時に彼女も倒れ込み、指先を何かに向けて伸ばしながら動かなくなった。





 その場には静寂が残され、彼の体がずるりとあたしの上に力無く崩れ落ちた。


 金の眼はまだ虚なまま、閉じはしない。



 あたしは瞳の奥に居るはずの彼に囁く。





「愛しの騎士様。あたしをこの牢から連れ出して」








やっとこの話が書けました...!これが書きたくて始めたようなものなので、完全に私得な展開です。この後も少し続きます。読んだよ〜!と言う方は評価をいただけると大変喜びます...!


ちょこちょこ誤字直してるのは目をつぶってやってください...

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