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58.雪に咲く花




「よお!セリウスいるかー?」


 ご機嫌で執務室の扉をばんっ!!と開けて入ると、いきなりセリウスの裸の背中が目に飛び込む。


「うわあ!?おまっ、こんなとこで何してんだ!」


 慌てるあたしに、執務室のデスクの椅子にかけたセリウスがばっと振り返る。彼の顔はすでに真っ赤に染まり、あたしの顔を見てその目が見開く。


「スッステラさん!?これはその、事情があって...!!」

「うわっ、立つな立つな!!」


 ガタ、と立ち上がるのであたしは思わず顔を覆うも、立ち上がったセリウスの下半身はいつもの軍服の黒いズボン姿だった。


 全裸では無かったことに、ほ...、と少し安心して両手を下げるも、その直後にデスクの下から白金色の長い髪が現れる。


「...あっ、ステラお姉様!」


 こちらを振り返るイスティアも顔が赤く火照っている。


 これは...つまり、そう言うことか!?


「あっ、...その、...邪魔したな...?」


 あたしが言葉に詰まりながらも後退りすると、セリウスが慌てて大きな声を上げた。


「待ってください、違います!!説明しますから!!」






「...つまり、血液の流れと魔力の流れを比較するために医療用の魔札を動脈と静脈の上から貼り付けて記録していた、と言うことです」


 服を着たセリウスは気まずそうに説明して、おず、と不安げにこちらの反応を見る。

セリウスの咄嗟の魔法でブーツのヒールを凍らされて部屋から出れなくなったあたしは、結局彼の手によっていつもの机に座らされ説明を受けていた。


「そう!しかもすごい結果が出ましたよ!ちょうど先ほど下衣は下ろせない為足裏にも貼って流れを見たのですが、心臓から体幹、足にかけての血流の流れが魔力の流れと一致しまして、特に足から体幹にかけての流れで魔力が溜められている事がわかったんです!!手の指先から魔法を打っているのにまさか足元に魔力が溜まりやすいなんて思わないでしょう!?これは大発見ですよお!!」


 ものすごい早口で饒舌に説明する彼女の顔は興奮して耳まで赤くなっている。


「...なるほどな。あたしはてっきり...」


 あたしがちらりとセリウスを見ると、彼は弱り切った表情で視線を落とす。


「俺もあらぬ誤解を生むと再三断ったのですが、何度も懇願され、仕舞いには恩を忘れ約束を破るのかと言うので仕方なく...。さらにあの眼鏡で間近に観察され、耐え難い恥辱でした...」

「だってこんな機会、なかなかありませんよ!魔札もわざわざ医療研究棟に頼み込んで譲ってもらったんです!みすみす逃すくらいなら恩返しの切り札も使いますよ!」


 真逆の反応の二人を見て、あたしは思わず吹き出す。


「ふはっ!あはは!まったく...。イスティアの行動力には驚かされるばかりだね。お疲れさん、セリウス」





 その後は二人と兵舎の食堂で昼食を摂る。

そこに休憩に入ったライデン達も合流し、賑やかな食事となる。彼らの魔力の凄さを語るイスティアは実に無邪気で楽しそうで、あたしだけでなくセリウスすらも目を細めて耳を傾けた。


 そして新しい実験や検証方法を思いついたと突拍子もない方法を口にしては、セリウスがそれを嗜める姿はまるで仲の良い学友のようで微笑ましい。

 イスティアがセリウスの頑固さはあまりに酷い、比べてお姉様はこんなに柔軟で心が広いのにと例を並べて憤慨して言いのけ、聞いていたセリウスが言葉を返せなくなったのには思わず笑った。


 あたしは言い合う二人を尻目に、自分の食器を厨房の返却口に下げに行く。


 すると、同じく食器を下げにきていたファビアンはあたしに近づき、珍しく小さな声であたしに囁いた。


「ステラさん、いいんですか?」

「ん?何が?」


 あたしが聞き返すと、ファビアンは二人にちら、と目をやる。


「あの二人ですよ。もう毎日食事を共にしていますし、四六時中べったりですよ?セリウスも満更でも無いみたいですし」


 そう言われあたしは少し驚く。...そうか。

つい微笑ましく眺めていたが、仲が深まったと言うことは。そう、恋仲に進展する事もあると言う事だ。


 あたしは二人にもう一度目をやる。


 二人は仲睦まじく何かを会話し、空気感も自然に見える。艶やかな黒髪の美青年に、白金の髪の美少女が並ぶと対照的で実にお似合いだ。


 ...ま、それならそれでいいじゃないか。


「ああ...。まあ、いいんじゃない?同年代だしあの娘はいい子だ。海賊のあたしを追っかけ回してるより健全だろ」


 笑って見せればファビアンがふうん、と意味深に目を細め、もの言いたげな顔をする。


「...僕はちょっと、かなり嫌ですけどね。まあ、貴女がいいならいいんですけど!忠告はしましたよ〜!」


 そう言っていつもの調子で笑って彼は仕事に戻っていく。あたしは彼の意味深な言葉に返せず、その後ろ姿を見送った。




「そうだステラお姉様!明日はお暇ですか?」


 彼らの元に戻るとイスティアが勢いよくあたしを振り返る。


「へっ?あ、ああ。特に予定は無いけど」


 先ほどのファビアンに面食らったせいか、予想以上に言葉に詰まる。イスティアは気にする様子もなく話を続けた。


「王都南の森に、薬草を摘みに行きたいんです!セリウス様は魔獣討伐の任務で不在だそうですし、私達はピクニックでもどうかなって」


 楽しそうに胸の前で両手をぎゅっと握って見せる彼女が可愛らしくてあたしは微笑む。


「楽しそうだな。構わないよ」


 そう答えると心底嬉しそうに彼女は「やったあ!」と手を上げ、そのままあたしに抱きついた。


「張り切ってお弁当作りますね!セリウス様が馬車をここから出してくださるそうです!」


 セリウスもあたしを振り返り優しく微笑む。


「ステラさんもたまには、仕事を忘れて森の空気を吸うのも良いかと。気分転換になれば良いのですが」

「ありがとな。魔獣討伐だっけ?怪我せず帰れよ」


 なんて彼の肩をポンと叩くと「今ので士気が高まりました。」と彼は少し嬉しそうに目を瞑り頷いた。








 翌日。

あたしとイスティアは馬車を降り、王都南の森へと足を踏み入れていた。雪の降り積もる森の中は静かで、時折ばさりと針葉樹の枝から雪が落ちる音がするばかりだ。


「こんなに寒いのに薬草?と思うかもしれませんが、この時期にしか生えない特殊な薬草があるんです!特級ポーション...別名エリクシアと呼ばれる王族にのみ使用が許された貴重な回復薬の原料になります!」


 冷える空気の中で楽しげに白い息を吐く彼女は、さくさくと雪を踏んで歩いていく。


「へえ、そんなものがあるのか。どんな薬草なんだ?」


 あたしがはあと息を吐いて手を擦り合わせながら尋ねると、彼女はにこにことして答える。


「小さな白い繭に被われた青く輝く花です!雪の中で探すので見つけるのが非常に難しいんですよお」


 白い繭か。そりゃ難しいだろうな。

なんてったって見渡す限り、一面真っ白なんだから。


「そんな大変なもの見つかるかねえ」


 あたしが答えるとイスティアはにっこりと笑う。


「きっと見つかりますよ!頑張って探しましょう!」






 結局、昼まで探すも目当ての薬草は見つかることはなかった。


 探索ついでに二人で焚き木を広い、燃え広がらぬよう適当な石を丸く配置して焚き火を熾す。乾燥した冬の空気の中で拾った枝達はよく燃えた。


 温かい火の前でちょうど良く横倒しになった木にあたし達は並んで腰掛ける。


「じゃあーん!サンドイッチです!」


 イスティアがピクニックバスケットを勢いよく開いてあたしに中を見せる。見てみれば、美しい彩りのサンドイッチがカゴいっぱいに詰められていた。


「すごいな。これ、お前が全部作ったのか?」


 あたしが驚いてそう尋ねると、彼女は自慢げに笑う。


「もちろん!お姉様を喜ばせたくって!」


 鼻と頬を赤く染めた彼女が無邪気に笑うので、あたしはたまらなくなって彼女の小さな体をぎゅっと抱きしめた。


「まったく!本当にお前は可愛いやつだな!」

「わあっ!?...えへへ。お姉様の腕、あったかい」


 つぶやいた彼女が腕の中であたしを見上げるので、ますます愛おしくなってしまう。

本当にこの娘はいい子だ。

あいつなんかにはもったいないほど。



 改めてサンドイッチを頬張って見れば、具がたっぷりで実に味がいい。あたしが驚いた顔をするとイスティアは嬉しそうに話し出す。


「それには潰した卵とベーコン、薄切りの林檎が入ってます!意外にもベーコンと林檎って合うでしょう?」


 齧ったところを見てみれば確かに林檎の断面が見える。彼女の言う通り、酸味と肉の塩気が良く合い、卵のまろやかさがちょうどいい塩梅だ。


「へえ!よく考えるもんだねえ。すごく美味いよ」


 あたしが微笑むと彼女はぱあ、と顔を輝かせた。


「でしょう!?この前食堂で出た豚肉の林檎ソースで思いついたんです!セリウス様も合うのでは無いかって言ってくださって!」


 楽しげに笑う彼女にあたしも微笑む。


「そうか、あいつも料理ができるんだったな。あたしは肉を焼くぐらいしかできないからなあ」

「意外とお料理って楽しいですよ!今度教えましょうか?」

「いいのかい?たまにはやってみようかね」


 得意気に前のめりになる彼女に、あたしはふふ、と肩を震わせた。イスティアはまるで小動物のように、はむっとサンドイッチに齧り付いて頬を膨らませる。そして小さな口を懸命に動かしてごくん、とそれを飲み込んだ。


「...そう言えば、最近セリウス様が不思議なことをおっしゃるんです」


 齧ったサンドイッチを見つめながらぽつ、と話し出す彼女にあたしは目を丸くする。


「不思議なこと?例えばどんな事だい?」


 尋ねたあたしに、彼女は視線をサンドイッチに注いだままゆっくりと話し出す。


「例えば...ええっと、そうですね。...この前私が前を歩くセリウス様が止まったのに気づかずぶつかってしまったんですけど、咄嗟に受け止めてくださって」


 そこまで言って彼女は少し声を小さく抑える。


「き...“君は軽くて羽根のようだな” って...。その後も何かあるたびに“愛らしい”とか、“守りたくなる”とか時々、おっしゃるようになって...」


 恥ずかしそうに頬を赤らめる彼女を見て、あたしは、ああ、と腑に落ちる。


 ...そうか。とっくにあいつは、天真爛漫で魅力的なこの娘に魅せられていたんだな。

そしてイスティア自身も...、

きっとその想いに気付き始めている。


 それを理解した瞬間、あたしは何かが締め付けられるような感覚に襲われる。不思議に思うも、目の前でどんどん赤くなる小さな彼女が愛おしいのも事実で。


 ...こんな時、あたしがかける言葉は決まってるだろ。

あたしは言葉を選んで優しく微笑みかけた。


「...それはね、イスティア。お前の魅力にセリウスが気付いたんだよ」


「私の魅力...?」


 不思議そうに首を傾げる彼女の、赤くなった頬をあたしは撫でる。


「そうさ。お前は無邪気で人の心を明るくする。そういうところにあいつは惹かれて、愛おしくなったのさ」


 そうして言葉を紡ぎながら、なぜだかぎゅうと胸が締め付けられていく。おかしいな、喜ばしい事なのに。


「惹かれ...?い、愛おしく...?」


 あたしの言葉を繰り返しながら、彼女はますます頬を染め、両手で頬を抑える。


「わっ、わたし、そのっ」


 頬を抑えたままの彼女がばっと勢いよく立ち上がる。

そしてあたしの言葉がまるで信じられないと言ったように困惑の表情を浮かべた。


「こんな、こんな気持ち...えっと...!」


 そう言って彼女はくるりと向きを変える。


「あ、頭を冷やして来ますう〜〜〜っ!!!」


 いきなり大きな声でそう叫ぶや否や、森の奥に駆け出した。


「イスティア!?ちょっと、どこいくんだよ!」


 あたしの声も聞かず、彼女の小さな体は木々と茂みの奥に消えていく。慌てて立ち上がるも、気づけばあたしはパチパチと火の粉を飛ばす焚き火の前にぽつん、と取り残されてしまった。






「イスティア!おーい、イスティア!」


 あたしは彼女の名を呼びながら森の中を彷徨う。


 森の中は雪で枝を被われた影が鬱蒼と陽光を遮り、昼だと言うのに夜のように暗く閉ざされている。


 ...こんな場所でどこかに行ってしまうなんて。

こういう暗くて視界の悪い森には魔物が出やすい。


 治癒と浄化に特化した光魔法しか持たない彼女だ。

魔物に襲われたらひとたまりもないだろう。

一刻も早く見つけてやらなければ。






「お...ね.......さま.....!」






「イスティア!?」


 森の奥からイスティアの叫び声がする。

くそっ!遅かったか!?


「待ってろ、今行く!!」


 あたしは鞭を握りしめ、その声の方向に向かって駆ける。雪に足を取られながら木々を掻き分けて声の元に辿り着くが、イスティアの姿はない。


「イスティア!どこだ!返事をしろ!」


 あたしが叫んだその瞬間、木々の奥から白い光が炸裂する。


「ッ!?」


 目の前が真っ白になるほどの眩しい光に、あたしは思わず目を瞑りそうになる。しかし同時に殺気を感じ、素早くその放たれた光線を避けた。


 光が収まり、目が眩みながらも視線をやったその先には、微笑むイスティアの姿があった。


「わあ、なんてすごい身体能力!私の予想以上です、ステラお姉様!」


 そう言って嬉しそうに笑う彼女は、無邪気な笑顔と裏腹に瞳をぎら、と輝かせる。



「イスティア!?なんのつもりだ!」


 あたしが叫んだ瞬間、木々の間からローブを纏った魔術師達がこの身を囲むように音もなく現れた。


 ローブの男...!あたしを襲ったやつか!!


 彼らが一斉に手を挙げると、あたしの頭上に魔法陣が埋め尽くすように展開される。

まずい、照準が読みきれない。


「ステラお姉様、動かないでくださいね。私、お姉様を傷つけたくないんです」


 そうにっこりと口の端を上げて見せるイスティアに、冷え切った空気の中であたしはこめかみからじっとりと汗が流れるのを感じながら言葉を返す。


「...イスティア、お前があたしを襲わせたとはね。このあたしとした事がすっかり騙されたよ」


 その言葉に彼女は両の手を胸の前で合わせ、照れたように微笑む。


「えへへ、ステラお姉様ったらとっても優しいんですもん。私、本当のお姉様だったらいいのにって思っちゃいました」


「でも...、ごめんなさい。お姉様はラディリオさんの障害だから...。私はあなたを捕らえなくっちゃ」


 心底申し訳なさそうに言ってみせる彼女の言葉は、こんな状況じゃなければ冗談だと思うだろう。


「大丈夫、お姉様は私の実験動物になるだけ。失踪した貴女に悲しむセリウス様は、優しくなぐさめて任務など忘れさせて差し上げますから」


 両手を広げて微笑む彼女に、あたしはじり...、と雪を踏みしめながらも退路を視線で探る。


「悪いけど、素直に捕まってはあげられない。お前は今、この時点でラディリオへの足掛けになった」


「捕らえられるのはイスティア、お前だ」


 イスティアの空色の瞳を睨みつけてなんとか強気で口の端を上げて見せると、彼女は残念そうに瞼を閉じた。


「そうですよね...。お姉様なら、きっとそう言うって思ってました。残念です。もしかしたら、腕か足がなくなっちゃうかもしれませんけど...」


「またきっと治してあげますから」


 彼女が聖母のように微笑んだ瞬間、魔法陣が激しく光り、頭上からあたしに向けられた攻撃魔法が発動する。


 あたしは同時に、地面に降り積もる雪を鞭で大きく巻き上げた。


 雪の表面に雷撃や光の魔法が当たり頭上で激しく屈折する。眩しい魔力の光の中で、あたしはコートの内側に両手を入れると投げナイフを四方に投げつけた。

 それらは瞬く間にローブの男達の額を貫き、その場に膝をつき崩折れる。


 迫り来る炎の球があたしを焼こうとするのを後ろに手をついて飛びよけると、背後で投げナイフに撃ち抜かれていた男の額からそれを引き抜いて投げつける。


 後ろから聞き覚えのある魔法生成音。放たれる氷のつぶてを倒れた男の胸ぐらを掴み上げ体を盾にして凌ぎ、攻撃の主に飛びかかって思い切り首元を掻き切った。


 男の首から血飛沫が吹き出し、あたしを赤く染める。

気にせず振り向いて視界の端から闇魔法を打ち出そうとする手を鞭で捉え、地面に引き摺り落としてそいつのうなじも勢いよく掻き切った。


 ばっ!!と血が花が咲くように舞い散り、雨のように降りかかる赤い飛沫を全身に受ける。


 辺りはしん、と静まり返る。

もうその場に立ち上がるものはいない。


「ああ...なんだ。あいつに比べたら、魔法なんてこんなもんか。」


 あたしは赤く染まった雪の上で、血を拭う事なくイスティアに向かってゆっくりと立ち上がった。

彼女の目があたしを捉えて、怯えたように見開かれる。...空色の、綺麗な目だこと。


 同時に笑いが込み上げる。

震える体に、鉄の匂い。愛おしかったはずの娘。


 ああ、馬鹿だな。本当に馬鹿だ。

あたしとしたことが、簡単に騙された。


 べっとりと血に濡れたまま、あたしは立ち尽くす彼女を見下ろし、歩み寄る。


「初めの不意打ちで、殺しとけばよかったのにね」


 にっこりと微笑み掛けると、彼女はへた、と力無く後ろに倒れ込んだ。


「ばっ、化け物...!!人殺し...っ!!!!」



 雪の上を後ずさる彼女の体を、あたしは逃さぬよう鞭できつく縛り上げる。



「海賊が人を殺さないとでも思ったのかい?...お花畑も大概にしな、お嬢ちゃん」




一気に書き上げているので誤字があるかもしれません。教えていただけると助かります〜!!

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