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第3話 闘牛ってこんな気分なのかな?

初戦闘シーン‼︎

大晦日なので特別に出します。

あの少女たちを助けるにはビッグボアを倒すしかなさそうだ。

 猪の比較的安全な狩り方といえば、木にぶつける事だろう。

 しかし、あのスピードで、さらに大きさも自分の5倍くらいある。

 普通なら避けられないのだが、そこはスキルで埋める。

 あとはひたすらぶつけまくるだけだ。

 これで行こう。


 まずは、猪と木の直線上に飛び降りる。


 ワオォーーーン!!!


 そこで大きく吠える。

 スキルではないが、気を引くのは十分だろう。

 ビックボアがこちらを向く。

 視線を向けられただけで、『死』その物の様な恐怖を感じる。


ワオォーーーン!!!


 恐怖を振り払うように再度吠える。

 こちらを完全に補足したビックボアがこっちに突進してくる。

 正面から見ると、迫力が全然違って見える。

 プレッシャーも凄く、一撃でも喰らったらヤバイという、確信めいた予感がした。

 ただでさえ大きいのに、もっと大きく見える。

 もはや高速で迫ってくる壁だ。

 ぶつかる直前、筋力増加、跳躍 そして称号の力も全部合わせて全力で上に飛ぶ。


 自分の下を目標を見失ったビックボアがゴォッと凄まじい音を立てながら通り過ぎて行き、木にぶつかった。


ドーーーン‼︎‼︎

メキメキメキ

ズズーーン


 猪の頭が割れると思ったら、逆に木が折れた。

 頭硬すぎだろ!

 近くにいるだけなのに、凄い衝撃だ。

 ヤツのHPはどうだ?

 頭から血が出ているので、ダメージを喰らったのは確実だろう。

 鑑定してみる。


名前 無し


 種族 ビックボア


 HP 250/700

 SP 180/600



 340から250まで、結構下がっているから〜、単純計算で、あと3回で倒せるはずだ。


 ぶつかったビックボアは脳が揺れているのか、止まっているけどすぐに復活するだろうね。今のうちに他の木のそばまで移動しとこう。

 今、攻撃しても大したダメージを入れられないだろうしね。


 予想通りすぐ気を取り戻したビックボアが怒り狂いながら突進してきた。

 幸いかどうかはさておき、もうあの三人組は眼中に無いようだ。

 そのことに一安心したが、でも、避けるのはかなーり大変だしギリのギリ。


 闘牛ってこんな気分なのかな?


 先ほどと同じくメキメキと力任せに木が曲げられる音とその直後に倒れた木が地面と相対した鈍い音が響く。


<スキル 跳躍がlv3になりました。

<スキル 並列思考がlv3になりました。>

<スキル 思考加速lv1を取得しました。>


 何かきたが、確認は後回しだ。

 集中している間は周りが若干スローになってる……様な気もする!

 まぁ避けるのに少し余裕が出来そうかも?


 

 …………さて。何分経ったかはわからない。けど


 あと一回で倒せる!

 念の為、鑑定する。


種族 ビックボア


HP 86/700

SP 140/600



 よしっ!


 次で終わりだ‼︎

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