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第11話 動く鎧

ビックリするくらいに文が抜けているところあったので修正しました。


 扉の左右に二種類の鎧が鎮座している…んだが……

 現代風の病院で、足元まで届く位の重量感溢れる金属の大盾と全長が60cmほどの短めの剣を持っているプレートアーマーが居るのは違和感が半端ない。

 それと例え60cmの剣でも俺にとっては十分過ぎるほど大きい。


 もう一体は魔法使いの様で、薄浅葱の生地に藍色の波を模した刺繍が施されていて、それと裾と袖の部分に何かの文字?が刺繍されているローブを羽織っていて、金属製と思われるこれまたシンプルな(タクト)を持っている。

 こっちはいかにもファンタジーって感じの装備だ。

 

 まず、あれがなんなのか確認してみよう。


 鑑定!


 名前 無し

 称号:未設定

 LVー

 種族 リビングアーマ

  装備 

 【鋼鉄の剣 Lv.8】

  平均攻撃能力+150

  レアリティ:D


【鋼鉄の大盾 Lv.5】

  防御能力+720

  特殊効果:無し

  レアリティ:D


 【鋼鉄の兜 Lv.5】

  防御能力+400

  特殊効果:無し

  レアリティ:D


 【鋼鉄の鎧 Lv.4】

  防御能力+350

  特殊効果:無し

  レアリティ:D


 【鋼鉄の籠手 Lv.3】

  防御能力+250

  特殊効果:無し

  レアリティ:D


 【鋼鉄の脛当て Lv.4】

  防御能力+340

  特殊効果:無し

  レアリティ:D


 HP 1000/1000

 SP ∞/∞

 MP 3000/3000


  平均攻撃能力:375(+150)

  平均防御能力:0(+1192)

  平均魔法能力:100

  平均抵抗能力:1500

  平均速度能力:280


  スキル 

 剣術lv7 盾術lv8 挑発lv8 物理攻撃力上昇lv5 防御力上昇lv10 防御力大上昇lv1 筋力増加lv7 物理耐性lv5 状態異常無効 痛覚無効


  称号 

 迷宮の魔物 ゴーレム 重騎士



名前 無し

 称号:未設定

 LVー

 種族 リビングアーマ(魔法使い)

  装備 

 【水結晶のタクトLv.5】

  平均魔法能力+180

  特殊効果:水魔法強化+15%

       水系統魔法の消費MP−15%

  レアリティ:B


 【軽鉄の兜 Lv.5】

  防御能力+230

  特殊効果:無し

  レアリティ:C


 【軽鉄の胸当て Lv.4】

  防御能力+150

  特殊効果:無し

  レアリティ:C


 【水使いのローブ Lv.2】

  防御能力+250

  特殊効果:水魔法強化+20%

       水系統魔法の消費MP−30%

  レアリティ:A


 【軽鉄の籠手 Lv.3】

  防御能力+130

  特殊効果:無し

  レアリティ:C


 【軽鉄の脛当て Lv.4】

  防御能力+120

  特殊効果:無し

  レアリティ:C


 HP 1000/1000

 SP ∞/∞

 MP 3000/3000


  平均攻撃能力:100

  平均防御能力:0(+176)

  平均魔法能力:100(+180)

  平均抵抗能力:1500

  平均速度能力:1200


  スキル 

 水魔法lv10 氷魔法lv3 魔法能力上昇lv7 状態異常無効 痛覚無効 無詠唱


  称号 

 迷宮の魔物 ゴーレム


 やっぱり魔物かい!

 どうせそうだと思っていたけども!


 後、何でこんなにみんな強いの!?


 俺が弱いだけなのか?

 しかも双方敵だよ。

 せめて片方だけでいいのになー!

 何で一対一でも不利なのに2体出てくるかなー?

 おかしいだろー!

 ひどくない?まだ転生して一週間も経ってない初心者だぞ!

 もっとチュートリアルとかあっても良くない!?

 無理ゲーだ!!


 はい、作戦会議ー!

 あの二人組に勝つにはどうしよう?

 

 まずは圧倒的に攻撃力、防御力が足りない。

 これを補うにはやっぱり武器と防具だけどこんな小さい仔狼に合う武器なんかどこに行っても無いだろうし、そもそもこの迷宮からはあの二人組に勝たないとすすめない。

 武器がない?

 それならば作れば良いのだ!

 

 水晶生成でこの仔狼にも使える様な武器を作ってやればいい。

 まず、この体では武器を手で持てない。

 だから口で咥える様にしないといけない。

 攻撃方法は刺突と斬撃にするべきだ。

 相手のタンクは防具は硬いが本体の防御能力は低い。

 だから鎧の隙間に攻撃を通せばダメージが入るはず。

 刺突と斬撃ならば刀かな。

 でも武器が長いと持てないから、そうだな……短刀位の長さで、出来るだけ刀の様な造りにした。

 手数も欲しいので、峰の部分も刃にした。

 いわゆる小烏造、だ。


 …良しっ!

 中々いい感じのものが出来た。


<水晶武具自動生成lv1を取得しました。>

 

 おっ!

 なんかのスキルゲットした!

 えっと、なになに?

 一度作った水晶生成のスキルでの作品はMPを少し多く消費する代わりに、一度作って登録したものと全く同じ物を作ることが出来る。

 別に作るのなんて1秒もかからないしあんまり使えなさそうだな。

 まあ、とりあえず今の武器も登録しておこう。


 それから防御は、攻撃を避けるスタイルになる。

 防具も作ればいいと思うかもしれないが、だめだ。

 理由は簡単、自分が防具を着ると動きも制限されるし何よりも重いからスピードが半減してしまうからだ。

 念動で浮かしておけばいいかもしれないが、だけどそれはMP消費が激しく、自分の動きに合わせて動かさないといけない。

 なので防具は却下。

 

 そうすると防御力が無くなるし、面攻撃をされたらお終いだ。

 だから盾を使う。

 盾は、自分に当たる攻撃だけを水晶生成で作った薄い盾を念動で角度を付けて浮かし、相手の攻撃を『受け流す』。

 こうする事で消耗を抑えられる。

 持ち運びはせず、一回一回は使い捨てにして、消耗を減らす。

 これで、攻撃のほとんどを無効化できるだろう。

 

 異世界転生ものの作品では武器に魔力を流すと強くなる描写がよくあるしやってみたら、出来た。

 魔力を込めていくと、刀身が黒く変色していった。

 魔力を流した物は性能が上がるようで、更に魔力を込めると、電池みたいな感じで込めた魔力を後から返してもらうことが出来るようだ。

 これでメインウエポンが少し強くなった。


 闘い方はヒットアンドアウェイの持久戦でいいはず。

 相手は一発では死な無いが、自分は一発で死ぬので深追いはしない方がいい。

 あとは自分が相手の攻撃をいかに見切ることが出来るかどうかだ。

【魔水晶の短刀 Lv.1】

  平均攻撃能力+120

  特殊効果:魔力充填 100/100

  レアリティ:C+

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