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野菜加工の作業場がそろそろ出来上がるかという時、ケイシーたち3人がガイディックから呼び出しを受けた。ギルドまで来て欲しいとのこと。


ギルドに向かいながら話し合う3人。


「何の呼び出しですかね?クエスト依頼なら魔道具でやり取りしてるから、クエスト依頼ではなさそうですけど。」


「ギンジのことっすかね?」


「あれは前の時で片付いたんじゃないのか?」


「僕もそう思ってたんですけどね。でもギンジのことくらいしか心当たりないですし。」


「呼び出しって言われると怒られる気がしてそわそわしちゃうっす。」


「…わかる。」


何故か不安そうにしているナギとケイジを見てケイシーは頭に疑問符を浮かべながらギルドへと足を進めていた。





ギルドに着くとガイディックが待ち構えていた。


「お待ちしておりました。今日来ていただいたのはケイジくんの検証をしたくてお呼びしました。ささ、訓練所のほうへ参りましょう。」


ウキウキとしたガイディックに連れられて、ギルド到着から休む間も無く訓練所へと向かった。訓練所に着くとケイジもウキウキし始めている。


「おれの検証ってことは、おれの必殺技のことっすよね?何かイイのあったんすか?」


狂熊とのクエストで偶然発覚したケイジの必殺技をケイジが恐怖心を抱くことなく発動させる方法が見つかったのだろう。


「コレを使ってみようと思いまして。」


そう言ってガイディックが取り出したのは青色の玉だった。


「それは魔玉(まだま)ですか?」


「さすがケイシーくん、良くご存知ですね。コレは攻撃魔法を込めて作られた魔玉です。玉の色によって込められた魔法が違ってきます。」


「確か青色は水魔法ですよね?」


「ケイシーくん、正解です。検証には水魔法を使っていきたいと思います。」


「やってみたいっす!早く必殺技使いたいっす!どうやってやるんすか?」


「本来魔玉は投げつけたり、武器で叩き割ったりして込められた魔法を発動させるものなのですが、ケイジくんには握りつぶして魔法を発動してもらったらどうかと。」


「危なくないんすか?手の中で潰しても。」


「だから水魔法で検証するんですよ。失敗してもケイジくんが濡れるだけですから。」


「濡れるだけなら怖くないな。がんばれ!圭司!」


「やってみるっす!」





ガイディックから青色の玉を受け取るとケイジは右手でグシャっと握りつぶしてみた。












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