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朝から騒がしい中でご飯を食べ、ケイロンに敷地範囲を教えてもらうために、ナギとギンジは目印にする杭をいくつか持ってケイロンに案内されていた。


「聞いてはいましたが、こんなに広いとは思いませんでした。」


「だろう?地主さんもよっぽど邪魔だったんじゃないか?これだけの山、維持費だけでも相当なものだろうしね。」


「ケイロンさんはどれくらい畑を広げるつもりでいますか?」


「そうだなぁ。人手も増えたし、今の倍くらいに広げても問題ないかもしれないなぁ。」


「すいやせん。あっしからひとつお願いが。」


「なんだい?」


「これだけ木があるんで、柵を作ってもまだまだ余りますでしょ?大ダンナの家も建て増ししやせんか?」


「そんなことできるのかい?」


「へぇ。実はあっしについてきたヤツの中に大工の次男坊だったやつがいるんでさぁ。オヤジさんにずっと大工仕事を習ってたそうなんですが、オヤジさんが亡くなると同時に長男に追い出されたみてーで。」


「それは頼もしい!お願いできるかい?」


「もちろんでさぁ!アイツも喜びまっせ!」


「でも、それなら先にギンジたちが住む家を自分らで建ててみたらいいんじゃないかい?いつまでも物置小屋じゃ不便だろう?」


「お、大ダンナ!!いいんですかい!?」


「ははは!それで腕を見させてもらうとするよ。」


「ありがてぇ!!大ダンナ!恩に着ます!!」







敷地範囲を回り終え、ギンジたちの仕事は畑にするための土地の木の伐採から始めることになった。ケイロンとギンジがどのくらいまで畑として開拓していくか真剣に話し合っている。


凪は先に畑仕事をしていた圭司とケイシーに合流し、畑仕事に精を出す。






正午を過ぎた頃、ガイディックが到着した。ケイシー、ナギ、ケイジが家に戻りガイディックをもてなす。飲み物をガイディックに出しながら挨拶するケイシー。


「いらっしゃいませ、ガイディックさん。」


「ありがとうございます。のどかで気持ちの良い所ですね。」


「ガイディックさん、1人で来てくれたんですね。俺はてっきりギンジを捕まえるために誰か連れて来るのかと思ってました。」


「そのつもりが無かったとは言えませんね。とりあえず、彼と会って話してみてからでも良いかと思いまして。」


「ギンジ、さっそく頼まれた仕事をマジメに楽しそうにしてるっすよ!」


「僕がギンジのパーティーにいたときの彼とは同じ人とは思えませんよ!きっとガイディックさんも驚きますから!」


「さっそくギンジに会いに行きますか?俺、案内しますよ。」


「そんなに変わったのですか?ある意味、楽しみではありますね。ではナギくん、案内を頼めますか?」


「はい、行きましょう。」







ケイシーと圭司はどうするか聞くと一緒に案内するとのことで、4人でギンジの元へと向かうことになった。















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