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「ギンジ!おれは圭司っす!これからよろしくっす!」


「よ、よろしゅう頼んます!で、ギンジって?」


「アンタの名前っすよ!長いから!ギンジって呼ぶんで!」


「いいな、ギンジ。俺もそう呼ぶか。俺は凪だ。よろしく。」


「僕はケイシー。もう役立たずって呼ばないで下さいね?あと『オレ様』っていうのもやめて欲しいです。」


「へぇ、よろしゅう頼んます!それはカッコつけてただけなんで!もうやめますんで!ギンジってなかなか渋い響きでいいっすなぁ。」


「ギンジは木こりだろう?最初の仕事は山を開拓することから始めるから、期待してるぞ。」


「木こりは実家がそうでやんした。どうしてご存知なんで?」


「斧持ってるからな。商売道具を武器なんかにするなよ。罰当たりめ。」


「すいやせん!もう2度と武器にはしやせん!」


「ケイシー、明日家に寄ってケイロンさんとシーティルさんに事情を説明したらギルドに行こう。ギンジたちのこと相談しないと。」


「そうですね!一応、魔道具で報告と経緯の説明は軽くしておきましたが、直接話したほうがいいですしね!」


「明日も忙しくなりそーっすね!」







ケイシーたちはシーティルからもらっていた干し肉を盗賊たちの人数分の2日分を渡し、道中で人を襲ったりしないよう厳しく言い聞かせ、今の盗賊然とした小汚い格好を少しでも改善するよう求めた。


ギンジは冒険者をしていただけあって土地勘はあるようで、ケイシーの実家の場所も説明を聞いただけで粗方見当がついているらしい。





各々が明日の行動を確認し、寝ることとなった。





ケイシーはナギの思いを汲みたいと、ある覚悟を胸に抱き眠りについた。






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