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ガイディックは大きなため息をついた。


「元冒険者が盗賊にということで、ギルド内が少々騒がしくなっているのです。アイツは元々ランクBでしたしね、それなりの冒険者じゃないと討伐は難しいだろうと思っています。」


「他のメンバーも盗賊になってしまったのですか?」


「いえ、あのパーティーに唯一いた女性は親元に戻り嫁いだそうです。副リーダーも実家は商家だそうで、戻って家業の手伝いを。他はちょっと行方がわからないのでもしかしたら盗賊の中にいるかもしれませんね。」


「その討伐、俺たちにやらせてくれませんか?」


ナギがガイディックに提案した。ケイシーとケイジはちょっと意外な感じを受けていた。


「受けていただけるならギルドとしても助かりますが。しかしキミたちは昨日クエストをしてきたばかりでしょう?大丈夫ですか?それに、因縁のある相手ですし…。」


「俺、実はちょっと気にしてて、襲撃されたときに俺のせいでクエストキャンセルしたって言われたんです。ケイシーがクエストキャンセルは違約金が発生するって言ってたから、なんか責任みたいもん感じてしまって。」


「そんなの、ナギくんのせいではないですよ。」


「でも、俺たちなら討伐できます。昨日宿屋で聞いた噂話で困ってる人がたくさんいるって聞いたし、アイツとの因縁をコレで終わらせられると思うんです。俺もケイシーも。」


「ナギさん…。

 僕からもお願いします!彼との決着をきちんと果たしてきたいです!」


「わかりました。こちらとしては受けていただけることに異論はありません。ただ、今までのような獣相手のクエストではありませんから、決して無理だけはしないで下さい。」


「「ありがとうございます!」」







正式にクエスト依頼をされて、受けることになった。盗賊の人数は10〜12人とハッキリしていないそうだ。出現場所は何か意味があるのだろうか、ケイシーとナギが出会ったあの街道だった。


ケイシーにとってはナギと出会えた思い入れのある場所であるが、銀髪の大男にとったら…







3人はガイディックに討伐へは明日向かうと告げ、今日は家に帰ってゆっくり休むことにした。









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