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「いやーなんか今回はちょっと苦戦したっすよねー。数が多かったのもあるっすけど。」


「弱点がないってのがこんなに大変だとは思わなかった。」


「でも2人はさすがですよね!狂熊たちをバッタバッタと倒せる冒険者なんて今まで聞いたことないですよ!」


「やっぱりケイシーの作戦があってこそだよな。」


「そうっす!ケイシーがリーダーで本当よかったっすよ!」


お互いを褒め合い今回も無事にクエストが終わったことを喜びながら帰り道を急ぐ。しかし、日暮れ近い今からの時間では明るい内に家までたどり着ける距離ではなく、近くの街で1泊して行こうということになった。






贅沢というものを知らない3人は数々のクエストをこなしてきたので、それなりのお金持ちであるにも関わらず、高い宿に泊まるという概念はない。


高くも安くもない宿。ただ他の宿と違うのは、食堂も同時経営していて夕飯付きで泊まれるという特典のある宿を選んでいた。





食堂で夕飯を食べていると他の人たちの会話が聞こえてきた。


「あそこの街道、また盗賊が出たんだってよ。」

「またか。なんでもけっこう強い奴で警ら隊も何人もやられたって噂だ。」

「やだねぇ、盗賊だなんて…。」

「最近じゃ、あの街道を避けて遠回りして行く人も多いそうだよ。」

「遠回りって!3倍くらい時間かかるじゃないの!」

「襲われるよりマシってやつさ。」








「なんか、物騒な話っすね。」


ケイジが聞こえてきた話に感想を言う。


「強い盗賊なら僕たちのクエストとして依頼されたりするかもしれませんね。」


ケイシーは冗談のつもりで言った。


「そんなことより、おれ1度ガイさんに会いに行きたいんすよ!必殺技の話、相談したいっす!」


ケイジはもう物騒な噂話から興味を逸らしていた。


「久しぶりですしね!明日、家に帰る前にギルドに寄ってみましょうか!」








明日の予定も決まり、今日の疲れを癒すため3人は早々に眠りについたのだった。

















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