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「では次に、ケイシーくんの話ですね。最初に、ケイシーくんの作戦について、敵の弱点や行動予測もきちんと考慮した素晴らしい作戦でした。」
「え、は、あ、ありがとうございます!!!」
ケイシーは泣きそうなほど嬉しかった。図書館で勉強してきたことが報われた気がした。
「そして最後のナギくんとの連携も。魔力を分け合える条件に良く気付きましたね。あの現象は2人が触れていないと発動しないのです。」
「あ!それって凪さんと手繋いでたやつっすか?」
ガイディックはクスクス笑って「そうです。」と答えた。
ガイディックに笑われてケイシーは焦って言い返す。
「あの時は一か八かでつい…やっぱりガイディックさんに最初に聞いておけば良かったって思いました…。」
「…あの時のケイシー、すげーカッコ良かった。」
ナギが小さな声で言った。隣に座っていたケイシーにはしっかり聞こえた。涙で視界が歪んでいくのがわかるほど、嬉しい感情が溢れ出した。
「改めて、キミたちは素晴らしいパーティーだと思いました。今後の活躍も期待していますよ。」
「はい!頑張ります!」
ケイシーが元気良く答え、ナギとケイジがそれに力強く頷いた。




