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「これでッッ!!おしまいだぁぁぁッ!!!」
全身に炎魔法をくらったムカデがケイシーの言う通り、一瞬動きが止まった。そこを見逃さず凪は5個目の胴体に向けて力いっぱい踵落としを叩き込んだ。
砕かれた5個目の胴体。大鬼ムカデはズーンと重そうな音を立て倒れた。
二体の大鬼ムカデの死体を前に呆然とたたずんでいる3人。最初に口を開いたのは凪だった。
「終わった…のか?」
「やったんすかね?これは。」
「ううぅぅぅ…うわーん!!」
ケイシーが突然泣き出し、凪と圭司はぎょっとした。
「どうしたんすか?ケイシー!どっか痛いっすか?」
「勝てた…グスッ…僕が、役立たずの僕が…うぅっ…ナギさん、ケイジ…ほ、ほんとにありがどぉぉ!」
ケイシーは号泣しながら、ナギとケイジに何度もお礼を言っていた。
パチパチパチパチ!
「初クエストクリアおめでとうございます。」
拍手しながらガイディックが現れた。鼻栓しているところを見ると、また鼻血を出したらしい。
グスグスとまだ鼻はすすっているが、とりあえず泣き止んだケイシーがガイディックに答えた。
「ガイディックさん、ありがとうございます。えっと、この後ってどうしたらいいんですか?この死体とかも。」
「死体はそのままにしておいてください。今回は私がギルドに報告を入れておきましたので、すぐに回収部隊が来るでしょう。」
「そういう流れなんですね、ありがとうございます。」
「ありがとうございます。」
「ありがとうっす!」
ナギとケイジも続いてお礼を言った。
「さぁ、ギルドに戻りましょうか。」
ガイディックに促され、3人はギルドへ向かって歩き出した。




