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ガイディックはひとしきり笑った後、ナギとケイジが『パーティー』を理解していないことを把握した。


「ふむ。そうですね。3人が仲間として一緒に行動することを公表するのですよ。それを『パーティーを組む』と言うのです。覚えておいてくださいね。」


まるで先生のように優しくナギとケイジに説明するガイディックを見て、ケイシーはこの人を選んで正解だったとちょっとだけ誇らしく思った。


「なるほど。」


「そうだったんすね!覚えました!もう大丈夫っす!」


「よろしい。では話を進めましょう。

 3人でパーティーを組むのはいかがですか?ケイシーくんはキミたちに遠慮してるようですが。」


「俺たちはケイシーの家で世話になるし、ケイシーがいてくんなきゃ何も出来ません。」


「おれも!ケイシーが好きだし、一緒にいたいと思ってるっす!もちろん、1番好きなのは凪さんっすけど!」


「ナギさん…ケイジ…。」




「お2人はこう仰ってますが、ケイシーくん、どうですか?私としてもケイシーくんはブレインとして活躍できると思っています。ランクでは計り知れないものもあるのですよ。」


「ありがとうございます、ガイディックさん。僕、頑張ってみたいです!ナギさんもケイジもありがとうございます!よろしくお願いします!」






3人でパーティーを組むことに決まり、連絡用の魔道具がケイシーに託された。ケイシーは魔道具を受け取ると身の引き締まる思いで、しっかりと腕に抱いた。





「では次です。スキルの確認をしたいと思います。実はですね、スキルの確認と言っても今のところスキル名で推測するしか方法がないのです。鑑定の魔道具でもスキル名までしかわかりませんからね。」


ナギとケイジは先程受け取ったカードを確認する。


「俺のは無手の境地って書いてあります。」


「それはきっと、武器を必要としないスキルでしょうかね。ナギくんの戦闘スタイルは武器を使いますか?」


「喧嘩に武器や道具は必要ないです。俺はずっとこぶしだけです。」






(え?蹴ってましたよね?ナギさん)


『拳だけ』に反応してツッコミを入れそうになったケイシーが辛うじて口に出すのだけは耐えた。










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