41
『相当ランク:AAA
体力:AAA
魔力:AAA
力:AAA
知力:C
速力:A
スキル:無手の境地』
「ッんな!?」
思わず叫びそうになったガイディックは慌てて自分の口を押さえる。
(な、なんだコレは!?こんなステータスは見たことがないぞ!?コレは、コレは!とんでもない!!堪らん!!実に堪らんよ!コレは!!)
ガイディックは鼻血を垂らしていた。ナギが心配して声を掛ける。
「あの。鼻血出てますけど。」
「はっ!?鼻血?いやいや、大丈夫ですよ。鼻血とは…」
必死で自分を落ち着かせようとしているガイディックだが、どうやっても興奮がおさまらない。
鼻血が出てしまったことを幸いに、休憩に行かせた職員を呼び戻し、しっかりと忘れずにナギの鑑定結果が記されたカードを持って、ナギと一緒にケイシーたちが待つ部屋へと向かった。
個室にナギ、ケイジ、ケイシーとガイディック。鼻血を垂らしているガイディックを見て、ケイシーとケイジも心配の色をよせる。
「あの、ガイディックさん…鼻血出てますよ?」
「鼻血流れてるっすよ!口に入りそうっすよ!」
3人はガイディックの鼻血が大丈夫なのか気になって仕方ない。が、当のガイディックは鼻血なんてものともせず、3人と話を進めようとした。
「私はガイディックと申します。キミたちの担当となるギルド職員です。以後お見知りおきを。」
簡単に自己紹介をし、まずは重要事項として、ナギとケイジに鑑定結果のカードは今この場にいる4人以外には絶対に誰にも見せないこと、カードの内容も4人以外には話さないことを約束させる。キリッと鋭い視線を3人に向け、この約束だけは何が何でも必ず守って欲しいと訴えた。
3人はわかりました、と了承するも3人とも視線はガイディックの鼻血に釘付けのままである。




