表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/136

38







「意図、ですか?うーん。あなたは鋭そうだから、おおよそ感づいているのでは?」


ケイシーはわざとガイディックを試すような言い方をした。


「なるほど。ケイシーくんでしたか?なかなかに賢い。侮れませんね。最初の質問に答えましょう。転来人に関する噂話は概ね事実です。」


「やっぱり噂話は本当のことなんですね!だったら、ガイディックさん!あなたを信じて頼みたいことがあります!今、適性チェックに並んでいる僕の『友達』をあなたの担当にしてください!たぶん彼らは転来人です!」


ケイシーは自分の勘を信じて、ガイディックに賭けた。




ギルドで適性チェックを受け、A以上のランクが付いた人には専用の担当者がつけられる。Aランク以上の冒険者は自らクエストを探さなくてもギルド側から依頼がくるシステムなのだ。


転来人であるナギとケイジ、特にナギの身体能力の高さは確実にAランク以上であるとケイシーは思っている。ナギやケイジが悪用されるのは絶対に避けたい。ならば、信頼のおける担当者が必要になってくる。


担当者は最初にその人物の適性チェックをした職員がつくことになる可能性が高い。それは適性チェックの結果が基本的に本人とチェックした職員にしか知らされないようになっているからだ。


本人が自分のランクなどを他人に話す分には自己責任になるが、万が一職員側が吹聴すれば罪になる。それでも転来人ともなれば、ベラベラと話したくなる職員がいないとも限らない。






「私を選んだこと、決して後悔はさせませんよ。」


ガイディックは不敵な笑みを浮かべ、ケイシーと共にナギとケイジが並んでいる適性チェックの場へと向かっていった。








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ