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予定通りの日にマイコリーが訪ねてきた。マイコリーとケイロンとジルレンシーが話をしている。


しばらくするとケイシーたち3人が呼ばれた。


「作業中に呼び立ててすまないね。ウチが隣国に行くのに護衛…じゃないんだっけ?一緒に行ってくれることになったと聞いてね。」


「マイコリーさん、こんにちは。はい!許可は貰っています!一緒に連れてってください。」


「「よろしくお願いします。」」


ケイシーに続いてナギとケイジも挨拶をする。


「君たちのような優秀な冒険者と一緒に旅に出られることを光栄に思うよ。護衛依頼を出したらダメだと聞いたんだが、その分の費用を豪華な馬車で補わせてもらうからね。こちらこそよろしく頼むよ。」


「まじっすか!やったー!楽しみにしてるっす!」




全身で喜びを表しているケイジに見ているみんなはほっこりしながら、日程の調整に入っていた。





隣国に旅立つのが3日後と決まり、マイコリーが3日後の朝に馬車で迎えに来てくれることになって今日の話し合いは終了。マイコリーはさっそく準備にとりかからねば、とサッサと帰っていった。






「トラックじゃなくて良かったっすね!」


「そうだな。しかも豪華なやつにしてくれるって楽しみだよな。」


「2人は乗り物酔いとか大丈夫ですか?良い馬車だそうだから、そんなに揺れないとは思いますけどね。」


「おれはたぶん大丈夫っす!遠足のバスとか平気だったし!」


「俺は…ちょっとわかんねーな。学校も休みがちだったし、そういう乗り物にあんま乗る機会なかったから。まぁ大丈夫だろう。」


「一応、酔い止めの薬も用意しておきましょう。」


「お菓子も用意するっす!おやつ!おやつ!おやつは300円までっすよ!」


「あはは!ケイジが何言ってるのか全然わからないけど楽しそうですね!」


「圭司はすっかり遠足気分だな。」






ギルドの依頼じゃない旅に緊張感も何もなく、ただただ楽しみにしている3人はウキウキした気持ちで出発の日を待ち遠しく思っていた。










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