表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
100/136

100








「「海!?」」


ナギとケイジが喜びを含んだ声をあげる。


「そうなんです。次のクエストが海なんですよ。だいぶ距離がありますし、最低でも2週間は家を留守にすることになりますが、どうします?」


「おれ、海ってナマで見たことないんすよ!行ってみたいっす!」


「俺も見てみたい。」


「えへへ。良かった!僕も海には小さい時に1度行ったきりだったから、行きたいと思ってたんです。クエストのついでに観光もしてきちゃいましょう!」


「おれ泳ぎたいっすー!」


「圭司、泳げるのか?」


「失礼な!たぶん泳げるっすよ!たぶん!」





海と聞いただけでテンションが上がってしまった3人は魔道具でガイディックにクエストを受けると返事をするとケイロンとシーティルに長い間留守にすることを告げた。


まだ畑も広くなりきってはいないので農作業のほうも問題なさそうだと言われ、ホッとした。




今回はジルレンシーの干し肉とマイコリーの野菜の塩漬けももらって旅立つことになった。





「「「いってきます!」」」




家を出るとすぐに支援魔法のナギアップバージョンで旅路を急いだ。3人とも海が楽しみで仕方なかった。道中も海の話で盛り上がっていた。



「魚とか食えるんすかね?エビとかカニとか食いたいっす!」


「ここらは海から遠いですからね。魚とかは滅多に見ないけど、きっと海の街なら食べられますよ!」


「俺は焼き魚が好きだ。塩だけのシンプルなやつだな。」





食い気がメインの話ばかりしながら、凪と圭司は前の世界でも見たことのない海にワクワクしきりだった。




野宿をしたり街や村で宿に泊まったり、特に問題なく海の街へと向かっていた。







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ