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世界なんて救えません!!  作者: クロキツネ
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物を壊すのはよくありません。

 目を覚ますと、見知った天井が目に入った。

 ここは……自分の部屋か?

 壁掛け時計を見てみると……今は7時か。

 ゆっくりとベットから降り、洗面所に向かう。

 

「はぁ、昨夜はとてつもなく嫌な夢を見たな」

 

 学校で家の鍵を無くして、探し回ってるうちに超能力バトルに巻き込まれて……

 今考えるとメチャメチャぶっ飛んだ夢だったな。

 やけにリアルだったけど、もしあれが現実だったら今頃俺はポリスメンのお世話になっているだろうし、あんだけドンパチやって騒がれてない時点で夢だったんだろうな。


 そんなことを考えつつ顔を洗い終え、リビングに移動する。

 にしてもどこからが夢だったんだろうか。

 校庭で頭をガクンガクンされてからの記憶が一切ないんだけど……

 てかリビングにつながる通路ってこんなに明るかったっけ?

 やけに明るい自宅の通路に違和感を覚える。

 不思議に思い顔を上げると、見るも無残な形となった玄関が目に入った。


 ……ん?

 あれ、まだ寝ぼけてるのかな。

 もう一度顔を洗いに戻る。

 しっかりと水をかけ、鏡を見る。

 おめめぱっちり、今日もあんちゃんイケてるねェ!

 自画自賛も済んだことだし、リビングに行って朝食を食べようかな。

 今日はパンに目玉焼き、さらにはベーコンもつけちゃおう!

 

 心機一転、ウキウキしながらリビングに向かうと…

 ぶっ壊された玄関が目に入った。

 一回目なら寝ぼけてた説が通用したが、しっかりと目が覚めた状態の今、これは現実なんだと脳が理解する。


 とりあえず、おまわりさんになんて言い訳しようかな……

 

 

 

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