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世界なんて救えません!!  作者: クロキツネ
11/26

今俺ドッキリかけられてる?

 体育館から逃げ出した俺は、生徒玄関で靴を履きながらこの後どうしようか悩んでいた。

 今はまだ四月、外で寝るのは風邪をひく可能性があるので極力避けたいし、かといって屋内で寝れるとしたら学校しか思いつかない。

 だけど学校に誰よりも早く登校しているのを見られると、体育館の壁壊しの犯人にされる可能性も‥‥

 あれ、今思ったけど最近の学校って監視カメラあるよね?

 じゃあこのまま壁壊しの犯人が見つからなかったら‥‥ポリスメンのお世話になるのでは?

 ゆっくりと自分の手首を見つめる。

 そこには鉄でできた拘束道具が‥‥

 よし、なにがなんでもあのコスプレ少女(完全形態)を捕まえて、俺の無実を証明せねば!


 とりあえず、あのコスプレ少女はグラウンドの方に走っていったよな?

 ならグラウンドに行けば見つかるかな。

 玄関で靴を履き直し、グラウンドの方に行ってみる。

 すると、そこには


「くらえ、超高速射撃!」


 宙に浮きながら、ものすごい速さで矢を飛ばしている天使と


「メェェェェェェ!」


 降り注ぐ矢を全て躱している二足歩行のヤギがいた。


 ‥‥とりあえず鍵探しの続きしよっと。

 俺はその場で華麗にUターンを決めて、校舎内に戻っていった。


 あれ、なぜだか涙が止まらない‥‥

 





 

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