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君の笑顔が僕を元気にしてくれる〜いろはさんへ捧げる応援小説〜

作者: 日下部良介

最近、皆んなの態度がよそよそしい。

私の事を避けているみたい。

どうすれば良いのか判らない私は次第に落ち込んでいく。


誰かが背中を押した。

いたずら書きをした紙を貼り付けた。

むしり取って丸めてしまおうとして、ハッとした。

『おいで。7時に川原で待ってるよ』

「誰?」

皆んな知らん振り。

「どうせいたずらね」


薄明かりの中、誰もいない川原を見つめる。

水面に映った月までが私を笑っているみたい。

私は思わず苦笑する。

「もうちょっと」

いつの間に現れたのか、隣に彼が居た。

「もうちょっと笑ってみようよ」

そう言って変顔をする彼。

なんだか解らないけれど、急に可笑しくなった。

可笑しくて思わず笑ってしまった。

「そう!その笑顔が見たかったんだ」

「どうして私なんかに?」

「決まってるだろう!君のその笑顔が僕を元気にしてくれんだ。だから、君が落ち込んでいると僕も悲しくなっちゃう。きっと、皆んなもそうだよ」

そう言った彼の後ろには皆んなが集まって来ていた。

「いろはちゃん、何があったのかは知らないけれど、皆んな、君の笑顔が見たいんだよ。皆んな、君の事が好きなんだよ」


だからね、ゆっくりで良いから。

少しずつで良いから。

君の笑う顔が見たいんだ。

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― 新着の感想 ―
[一言] 心がほんわかと、暖かくなるような、素敵な内容でした。 笑顔の素敵な人って、いいですよね。 そこにいてくれるだけで、癒されるといいますか・・・。 そんないろはさんに憧れます。
[一言] 本当に、読んでいてあたたかいと思いました。 私もいろはさまが笑っている姿を見てみたいです。 いろはさまを思うと、優しい微笑みのイメージがあるのですが、楽しそうに皆さんと笑っている姿を見てみ…
[一言] いろはさんのことをわしはボルビックと呼んでます。 いろは→いろはす→ボルビック 怒らないので頭がいいと思います。バカはすぐ怒る。
2016/08/24 18:30 退会済み
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