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第12話 タイマンで勝負しょうよ...


 崖からの転落により自らのデスを悟るホシノ


「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!!!」


ーーーあぁ、こんなので(崖からの落下)私の初めて(1デス目)が奪われるなんて 初めてはせめてモンスターにやられたかったなぁ 


「初めてがこんなのって嫌だぁーーーーー!!!!」


 かといっても落下中の身体でどうにかできるわけもなく地面に叩きつけられるのであった


 ドンガラガッシャーン(地面に叩きつけられる音)


ーーーあぁオワタ

   あぁあぁオワタ

   あぁオワタ

   ホシノ心の俳句





「でもまぁそりゃぁ生きてるよね」


 [朗報]生きてた ホシノは生きれるのわかっていた

それでもあんなお芝居までしていた 余裕がありすぎる

 それ(お芝居)を人の目の前でもできるようになったら友達もできるだろうに できたら苦労しないだろうが


「HPが14000もあって落下如きでデスすると思うなよ 

HPが8割減っただけですんだ 殺意高すぎるだろ運営

なんだよ崖の下まで落下するだけで14000のHPが8割....

11200も減るって 私じゃなかったら死んでたね」


 本当にそうである 実はこの崖の下まではホシノが落下した崖からしかこれないのだ つまり、ここまでくるにはHPを最低11201まで増やさないとこれない そんな所を序盤の街の近場に配置する運営はまさに鬼畜そのものである

その鬼畜の考えた場所にいけるホシノもホシノだろう


 エリア「暗い常闇(とこやみ)

 まさにバカ丸出しのネーミングセンスだが実際ほんとに暗いだけの場所なので仕方ない 意味が二重に重なってるところを除けば 因みにホシノの落ちた崖のあるエリアである 

 初心者でも気軽にこれるような場所にある


「落っこちた目の前にある禍々しいダンジョン....

いや、dungeon(ネイティブ)はなんじゃろなっ!」


 そう、ホシノの落下した真横には明らかに「自分、めっちゃ闇のダンジョンっす!」を醸し出して(かもしだして)いる 


「キタァァァァ!!闇っぽいダンジョンだ!シャァ!ヨシャァ!

入るぞ!お邪魔します!!必殺!ダイナミック訪問(ただダンジョンに入る)

 

 明らかにテンションを高めるホシノ 人と喋る時にこのテンションで喋れたら友達ができそうだが喋れないのが辛いところ、1人の時だけテンションが上がるのは割とあるあるではないか(偏見)


 ただホシノは知ることとなる、このダンジョンは運営の悪ふざけもとい「こんなとこ誰もこれんやろw難易度おかしくしたろwww by運営」という鬼畜(運営)のネタ枠としてのダンジョンだということに


「入ったはいいもののモンスターがいない、一本道が目の前に広がってて手前にはセーブポイント これは ボスに何度も挑んでね との挑戦状か 受けてたとう」


 ホシノは一本道を進み、先にボスがいるであろう扉の前に立つ 


「たぁぁのもぉぉぉ」


 ザクッ


 YOU DIED 特別エリアでの死亡のためデスペナルティはありません


 ホシノは死亡したとのフォントがでる


「は?何あれ 扉開けたら死が待ってたんだけど てか卑怯じゃない?そこはせめて部屋に完全に入ってからキルしてよ 私ただ威勢よく扉開けただけだよ?」


 ホシノは突然の理不尽なデスに困惑する そしてその謎を解き明かすためにもう一度扉の前に立つ


「今度はゆぅーーっくり開けるぞぉ」


 ギィィィィ(扉の開く音)

 

「ぴぎゃっ」


 YOU DIED


 また部屋に入りきる前にキルされてしまう


「はぁぁぁ!!ふっざけんなよぉぉお前ぇぇ!!〇〇〇〇(自主規制⭐︎)


「ふぅぅぅ 落ち着けぇ私ぃ?今度は何でキルされたか見えたゾォ まず、私が扉を開けた瞬間に矢が飛んできてたな

その数ざっと1000本 扉を開けた先には恐らく1000体の弓矢を持ったモンスターがいるはず.........ん?」


「つまりー、私が扉を開ける瞬間を待ってて扉を開けたら矢を一斉に放つ それまでずっと矢を弓につがえている なんだこのダンジョン、そんな陰湿な戦法やめてくれよぉ 拳でいいじゃん 呪いを武器にする私が言えたことじゃないけど」


ーーーッッッ!!思い付いた、、、


 ここでホシノの頭に電流が走る 思いついた事を実践するために再び扉の目の前に立つ


「弓矢全部打ってこいやぁ!たぁのもぉ!!」


 ホシノは勢いよく扉を開ける....そして閉める


 バシバシドッカン(扉に矢が当たる音)


「おぉおぉ やっぱり扉が開くと同時に矢を打った それじゃ、お邪魔しまーっす」


 ホシノは扉を開けるが、矢は飛んでこない 一度矢を打った後には矢を弓につがえるまでの時間がある それをホシノは狙ったようだ 


「呪い!!」


 そこにすかさず敵全員に呪いをたたきこむ 敵からの矢を一度も受けていないのにもかかわらずだ


「ユニークの武器と防具って便利ーー!」


 呪怨の巫女服(ユニーク防具)

 HP+10000

 呪いの効果時間が1分となり、相手からダメージを受けなくとも相手に「呪い」のデバフを与えられるようになる(10分の待ち時間あり


 これにより一度も攻撃を喰らっていないのに呪いを発動できた しかし、これだけでは1人しか呪えない そこで、


 呪怨ノ結晶(ユニーク武器)

 STRー1000(攻撃力) AGI+500(素早さ)

 スキル 「伝播する怨念」

 相手が複数人いるとき、誰か1人を「呪い」状態にすると周囲の存在を「呪う」


 これがあったお陰で敵全員を呪えた 敵を呪えたホシノはただひたすらに逃げる 呪いの効果により敵がくたばるのを待つために ただホシノの表情には笑みが溢れている


「なんかいけそう!!」


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