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フェンリルたちの奮闘記~昼の象徴~  作者: 一匹鴉
1章 初めての狼生活
9/9

第六話 ダンジョンは挑むものではなく造るものです

 じゃあ、早速やってみるか。

 一層は、コボルトを無くして、スライムとゴブリンだけにするか。

 あ、なんかある。えっと、なになに...スライムにも種類があるのか。


 まぁ普通のスライムでいいかな。

 ゴブリンは、通常のと弓を持った奴にするか。

 ゴブリンの通常は剣使いだ。

 最大出現数は、一層だし、500匹ぐらいかな。

 割と多いと思うし。


 罠は、こことあそことそこに置くか。

 宝箱には、初級冒険者が使いそうな武器防具にしておこう。

 あと、小銅貨・銅貨・小銀貨ぐらいにしておこうかな。


 この世界のお金は、

 小銅貨→銅貨→小銀貨→銀貨→小金貨→金貨→大金貨→白金貨

 という順番に価値が大きくなる。

 僕の前世の価値だと、小金貨一枚で10円ぐらい。

 それが10枚で銅貨になる。

 それが繰り返されたて、白金貨は、1000万円だ。

 白金貨は、数が少ない。

 なぜ知っているか。それは、シンに教えてもらったからだ。

 

 次は2層について考えようかな。

 魔物は、ゴブリンだけで種類は通常と弓使い、盾使いぐらいにしようかな。

 罠は、こことあそことそこにして、

 宝箱には、盾を追加して、お金の量を少し上げようか。

 なんだろう。ゲームクリエイターにでもなった気分。


 よし、終わった。

 次は3層を考えよう。

 魔物は2層のとゴブリンは魔法使いを追加しよう。

 あと毒スライムも。

 なんか、この世界の人間社会だと、ゴブリンの弓使いとか魔法使いにも

 ちゃんとした名前があるらしい。まぁ僕たちには関係ない。


 よし、それじゃあ他の層も頑張りますか....


 僕が考えた結果、

 今回は初めてなので、ゴブリンをベースとしたダンジョンにすることにした。

 あと、徐々に魔物の種類を増やしていくことにした。

 3層は、ゴブリンナイトの通常を追加。あと、少し宝物の生産量を増やした。

 4層は、ゴブリンナイトの弓使いと盾使いを追加した。

 後、他の魔物もいた方がいいと思ったからゾンビも追加しておいた。

 5層は、ゴブリンナイトの魔法使いを追加。さらにスケルトンを追加した。

 (「ゾンビやスケルトンってゴブリンと関係ないじゃん。」って思った人

  何も言わないで...お願い...)

 

 残り半分。


 6層は、ゴブリンリーダーとコボルトリーダーを追加して、

 宝物に銀貨も入れておいた。

 7層は、ゴブリンクイーンを追加して、宝物も小金貨を追加しておいた。

 8層は、ゴブリンキングを追加。

 宝物も中級冒険者が使いそうな武器と盾にした。

 9層は、スライムやゾンビなどを無くして、ゴブリン系統の魔物だけにした。

 10層もゴブリンにしようと思ったけど、ドラゴンにしておいた。

 

 だってロマンでしょ。ドラゴン。かっこいいし。

 僕が前世のころは大好きだった。ちなみに種族はレッドドラゴン。

 ちなみに、各層の最大出現数は変わらず500匹にしておいた。

 

 スライムやゴブリンなどは『種類』だけど

 ドラゴンは『種族』ていうのは何でなのか。

 それは、ドラゴンという種族はなく、レッドドラゴンやブルードラゴンなど

 各々がまったく違う種族だかららしい。


 この世界はややこしい。

 簡単に言うと、レッドドラゴンやブルードラゴンなどを

 まとめてドラゴンといけれど、それは種族ではなく

 『レッドドラゴン』が種族の名称ということ。


 まぁ今回のダンジョン造りは、動いてないから疲れてないけど、

 精神的に疲れた。特に頭が。


 「こんな時間までやってたんだ。」

 

 こんな時間?あっ、本当だ。

 もう、太陽が沈んでいる。


 『もうこんな時間か。さっき終わったところ。』


 「どれどれ。見ていい?」


 『うん。初めてだから、うまく出来たか分からないけど。』


 「.....なるほど。ゴブリンがベースのダンジョンだね。」


 『うん。』


 「そうだね...」


 何か直した方がいい所があったのかな...不安だ。

 

 「いいんじゃない。初めてにしては上出来だよ。」

 

 よかったぁ。僕は息をつく。

 シンがいいと言ってくれたので安心した。


 「じゃあ『ダンジョン作成完了』を押して。」


 僕はボタンを押す。


 「よし。1週間以内にダンジョンが誕生してるから、

  定期的に確認しておいて。

  あと変更したかったら、いつでも変更していいから。」


 『分かった。』


 「じゃあ、そろそろ寝たら。」


 『うん。寝るね。』


 ___僕は自分の部屋の前に行く。


 「じゃあ、おやすみ。」


 『おやすみなさい。』


 異世界に来てからの2日目が終わった。

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