ガンになって、いいこともあるんだよ
「周囲の人の人間性がわかる」
病気という、日常生活から超越したところにいると、ふだん見えない人間性が見えてくるんだよ……ふふふ。
「髪の毛洗うのが楽」
シャンプーもコンディショナーもドライヤーも整髪剤関連もゴムもいらない。楽~。
「毛の処理からの解放」
スウェーデンでは誰も毛の処理してなかったよ。私の出会った他のヨーロッパの国の人もしていなかった。私は剃らないと言い切ってた子が寮の隣室にいた。立派なムスターシ(鼻の下のヒゲ)のおばさんもいた。
そもそも毛は体を守るために生えているのであって、ムダではないのです。
そういう考え方なので、自分の毛を処理するのが苦痛……。まあ日本人は黒~茶色の毛だから目立つよね……。葛藤とともに毛を処理していました。人目の気になる思春期以降の私は、剛毛を抜く剃る作業にそうとうの時間をささげていました。もったいない。
毛髪、鼻毛、陰毛にいたるまでほぼつるっとなった今は、毛のことを考えずに生活できる! 楽!
「ガンを知れた」
ガンにならないとガンはわからない。
親しい友人がガンで亡くなっているのに、自分も気をつけよう、ガン検診受けようとは思わなかった。自分事として考えられなかった。
自分がガンになったので、家族友人に自分事として受け取ってもらうのが私の仕事だと思う。
範囲を広げて、これを読んでくれるあなたにもガン回避してもらいたい。
ガンにいたる前の、不調も回避してもらいたい!
自分後回しダメ絶対。
病院や検診の予約が、子どもの急な体調不調でキャンセルになる生活をずっと送っていたけど、あれはあかんかった。義母や病児保育に預けてでも行っておくべきだった。
自分の心身の健康最優先!