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はじめに

 母方の祖母、100歳。ひとりぐらし(プラス犬)、目や耳は遠いが頭はすこぶる働く人格者、時々デイサービスやまれにショートステイを利用するが、元気。75歳まで飲食の自営業をしていた。

 父方の祖母、95歳。父母と三人ぐらし、目や耳は遠く、そこそこ認知症だが、掃除が趣味ですこぶる元気。

 母方の祖父、享年86歳。肝硬変で亡くなるまでは、元気だったはず(20年前に他界した)。

 父方の祖父、享年95歳。自宅で老衰。認知症になるまでは、すこぶる元気だった。

 父、68歳。毎日酒を飲み、愛煙家だが、持病なし。もちろん元気。

 母、68歳。占いのセミ?プロとして第二の人生謳歌中。持病なし、もちろん元気。



 私、健康家族の無敵シールドに守られている、ガンその他もろもろの病気とは無縁だ、と思い込んで、大きな顔をして生きてきた。40歳にして、乳ガンがわかる。



 でもね、ガンだとわかってショックだったけど、ホッとしたんです。

 家事育児仕事で毎日とにかく疲れていたけど、もうがんばらなくていい。

 いきづまっていた夫との関係の突破口になりそうだ。

 これでもう、子どもがいることをTwitterで隠さなくていい。

 これでもう、BLが好きなことをFacebookで隠さなくていい。

 場面緘黙のことをずっと言いたかったけど、ガンとだきあわせたら発信力が高まるんでないかい。

 里山のこともついでに書ける。

 スウェーデンのこともついでに書こうか。

 文章を書いてきてよかったなあ。



 暁光っていうんですかね。

 ごちゃごちゃでバラバラだった私が、ガンのおかげで一つにまとまれそうです。



 ということで、次回は、

「乳ガンがわかって1ヶ月ですが、場面緘黙歴は36年です」

 をお送りします。

先に書いておくと、私はステージⅢなので治ります。

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