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男女逆転から始まる異世界冒険譚  作者: ペンちゃん
55/76

55 デビルウィング結成

 「はい! 受け付けましたサラマンダー討伐の報告ですね!

 わかりました。

 それで場所は…?」

 「王都近くの草原…。

 えっと…ちょっと地図見せて」

 

 そうして場所を教えると男の受付嬢は一生懸命、報告を書いている。

 

 「そこ違うよここ…」

 「え?…あっはいすいません!

 えっと…あとは…」

 「あとはここ書いて運送ユニオンの人達に依頼連絡して」

 「はい!ありがとうございます!」

 

 うーん…この人、新人さんかな?

 手際が悪いし、いろいろまだ覚えれてない。

 

 「えっと…運送費用は報酬から差し引いて…」

 「相場は分かる?価格表見せて」

 「はい!…少し待ってて下さい今持ってきます!!」

 

 慌てて走り奥の部屋に向かっていく。

 

 元気はあるけど何処か抜けてるな…どこか心配になる奴だ。

 

 「すいません!お待たせしましたーー!!

 あうっ!」

 「おい!大丈夫か!?」

 

 走っている途中でコケた。

 書類がバラバラに散らばり。

 俺はその受付嬢を起こすと書類を集め彼に渡す。

 

 「ごめんなさい…ありがとうございます…グス…」

 

 そんな…コケただけで泣かなくても…。

 

 そう思いながらもポケットから布を取り出し彼に渡した。

 

 「えっと…ほらこれ使いなよ」

 「ふぇ?

 あ…ありがとうございます…うう…」

 

 …

 

 そこからも色々教えようやく、お金を受け取る日時を決め手続けを終え。

 用事が終わったのでヘレナ達のいる机に向かおうとした時、受付をしている彼が俺を止めた。

 

 「あの!?

 あのその…いろいろ教えて頂きありがとうございました…。

 それで…もっ…もしよろしければお名前を教えていただけませんか!?」

 

 そう何やら早口でそう言い切ると俺を見る…。

 

 「ん?ああ…ユウキだよ」

 「ユウキさん…はい覚えました!

 あっ!すいません僕ったら。

 僕の名前はティエラと申します。

 あの…もし宜しければ今後、ギルドでご用事がある際は僕に行ってください!」

 「う…うん?別にそんな必要は…」

 

 そんな個人担当する業務は無いけど…まあ…便利は便利か…。

 

 「まあいっか…もう少しこの街に居ると思うからその間はよろしく。

 ティエラくん。

 それじゃ…」

 

 そう言いその場から離れる。

 

 『ユウキさん…か…男性の方だったけどカッコ良くてそれで優しい人だったな…』

 

 ユウキはそんな事を同性に思われている事を露知らずそのままヘレナ達の机に座った。

 

 …

 

 今日はそこで昼食を済ませ今後どうするか…。

 どんなクエストをこなしてお金を稼ぐのかを話し合った。

 

 ヘレナは取り敢えずこの2枚がちょうどいいのでは無いかと皆に見せる。

 

 内容は魔物退治と幽霊屋敷の調査依頼。

 魔物討伐は王都近くにある村の依頼で家畜を夜な夜な襲うブラックハウンドの狩猟依頼。

  

 そして幽霊屋敷の調査は恐らくレイスの討伐になるだろう。

 

 どちらもB級の依頼。

 報酬金はいいのだがその分、難易度が高い。

 まあ化物みたいに強い彼女らの事だ問題ないだろう。

 

 しかし…実力はあるのだが。

 その依頼を受けるにあたって問題が発生する。

 皆の冒険者階級を調べた所によるとヘレナ以外B級以下で有る事が判明したのだ。

 

 これでは、クエストを受注する事は規則によりできなくなる。

 事後処理ならばできなくも無いがその分報酬は30%くらい引かれてしまう。

 まあヘレナの名前とカードで受注すればできない事はないが。

 

 「それで…私達はパーティーを申請しようと思っているのですがそれで構いませんか…?ユウキ様」

 「んー、まあいいんじゃない?

 別に登録料がいるわけでも無いし…。

 そのほうが皆誰でも依頼を受けれる様になって便利だから良いと思うよ」

 

 そうして…ティエラにパーティー申請の手続きをしてもらった。

 

 「それで…パーティー名はどうしますか?

 ユウキさん」

 「デビルウィング!!『悪魔の翼』」

 

 ふと声のした下を見ると底にはアンジュがつま先立ちでカウンターを覗いている所だった。

 

 「えっと…はい…分かりました。

 それで良いですかユウキさん」

 「それで、パーティーリーダーは私アンジュな!

 そう書いとけよ人間!!」

 

 デビルウィング? 中二臭いような気もするがここ異世界だし…俺が考えたわけでも無いし…それにその名前を気にする様な異世界人はいないだろう。

 ティエラの質問に対して別にパーティー名など考えていなかった俺はそれでいいやと頷く。

 

 登録完了…。

 

 これが後に噂される事となるアンジュ率いる冒険者パーティー。

 デビルウィング『悪魔の翼』結成の瞬間であった。

 読んでいただきありがとうございます     m(_ _)m

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― 新着の感想 ―
[良い点] ティエラ君ですか。一味違う楽しみが。 [一言] パーティー名はラブリーハートがいい気がします。
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