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バニーガール怖し

チュンチュン



小鳥の声がする



ここは……どこ?

「……り」

「かおり!かーおーりー!」パチリ




目が覚めた私が一番最初にみた物。

なんと悠柳君が目の前にいた。近い……本当にもう、私の数学脳で計算すると、私と悠柳君の距離がほんの2ミリぐらいしかないと思う。これは。絶対。100%。




「おはよう。」普通に挨拶してきたぁ……「あ、おはよう。悠柳君はやいね」「そりゃあそうだよ。早く起きて剣の稽古(けいこ)をしないと。」「剣?の稽古?」「そうだよ。昨日言ったでじょ魔法の練習をするにはまずは剣の稽古からだって。だから早く着替えて」「うん。わかった。」そういえば私パジャマ……。そして悠柳君の服装といえば、剣道みたいな格好してる……でも男らしくてかっこいい……



私はひとまず、顔を洗いに行った。数分たったころ、悠柳君が私の手を握ってきた。「ふぇっ?!」悠柳君のせいで私、変な声をあげてしまったではないか!もう!!!悠柳君だから許すけどっ!


「行くよ!稽古(けいこ)」あ、そっちか……て、何期待してんだよ!私!!

そんなことを考えながら悠柳君が剣をもう一本持っていたので一緒に部屋を出て走っていると、通っている途中に、千と千〇の髪隠しにでてくる顔○しのような黒い人間にあった。その人間は一言呟く(つぶや)。「あ、」そう言ってそ消えた。

なんだったんだあれは……千と千○にでてくるときと全く同じこと言ってる。ここ戦闘系じゃないの???色々(なぞ)すぎて混乱するわ。病むわ。





「薫?どうした」「いや、なんでも。」私はなんでもないふりをした。もしかしたら悠柳君には見えてない?!絶対見えてないよね?!見えてたらなんか反応するよね?!え、なんで私には見えるんだろう……




数十分歩いていると

兎の女の子がいた。その兎の女の子は本当に可愛らしく

ピンクの耳がついていて、男の人を誘惑してしまいそうなほど美人で色気がありスタイルのいいバニーガールのような子がいた。と思ったのもつかの間……悠柳君が叫んだ。「薫!()けろ!」「へ?!」えっ、てか今悠柳君私の名前呼び捨てで呼んだ!嬉しいぃぃぃぃぃぃ





ドガーン!!!!!!!!

え……なんだこれ怖。いきなりかよ……

ドガーンドガーン!!!!!!ドッカーーン!!!



たくさんの岩が降ってくる。バニーガールだと思った可愛い女の子がその岩を片手で持ち上げて……私達に投げてきた

や○ん婆さんかよ……




もう、激おこだから!私ガチギレしちゃうよ?!

すると私の目から何か力が湧き上がった。なんだこれ……

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