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まさかのあの人、No.1総長?!?!

学校の日がついにやってきた

ついにっていうか初めてじゃないけど記憶を取り戻した海斗君とは初めてだから。

ていうか、朝から悠柳君がめちゃくちゃくっついてくる。「薫ちゃん……」「なぁに?」「ぎゅっ……てして」「はぁ……」この顔でその目でその体勢で言われると断りにくい……


そう、私今4人で登校中というのに朝っぱらから悠柳君に甘えられっぱなしです……

「はーやーくー」「はいはい。ぎゅー」

これが悠柳君の素なのかな……可愛いけど小悪魔っていうか……




「うっ……おぇ」




陽菜多ちゃんなんか私たちのやりとりを見て吐き真似してるよ……



「なんだよ、僕達がイチャイチャしてるのにおえってなんだよ。文句があるなら言えやい」

「お前……そんな性格だったっけ……」

「んー、そうだよ。これが素の僕だからね。」

「へ、へー……」流石の海斗くんも引き気味だよ……


「俺が、こんな惚気け野郎の親友だと思うと……うっ……」

「いや、お前まで吐こうとするなよ!失礼だな〜ね?薫ちゃん」

「え?あ、う、うん。」

「ほら〜薫ちゃんもそう言ってるよ……」

「お前……そうやってニタニタ笑って人をイラつかせようと……」




「陽菜多!!!!」

どこからか声がした





「あ、強一(きょういつ)君。おはよう」

陽菜多ちゃんがその人に向かって微笑んだ。


「え、あいつが微笑んだ……これはこれでおえ……」

「ほんとだ……珍しいね」

海斗くんはもう一度吐き真似をする

悠柳くんはというと……めっちゃびっくり顔





「てか、あんなイケメンの知り合いいたんだ……陽菜多。」

海斗は羨ましそうに言っている

「薫ちゃん」

すると、海斗とは違い青ざめた表情で悠柳君が言った



「ん?どうしたの悠柳君」



「好きにならないでね!」

え?好きにならないで?悠柳君を?え、無理無理

「え、無理。悠柳君を好きにならない理由なんてない。」

「いや、そうじゃなくて……まぁそれはそれで嬉しいけど……」



「ん?どゆこと……ってあれ、陽菜多ちゃんは?」

「あーあいつなら今さっきあの強一とかいうやつと歩いて行っちゃったぞ。」

「え〜はや」


陽菜多ちゃん歩くのはやいな……あの人もはやいけど…

「とりあえず俺らだけで行こうぜ。それから陽菜多にあのイケメンとどこで会ったのかをしっかりと聞こう。」

「「う、うん。そうだね。」」

私たち(悠柳と薫)は頷いた。






「でも、さっきのイケメンの人……私たちと違う学校の人だよね。」

「あぁ、そうだな。どこの学校の奴なんだろうな。気になるな……あのイケメン……俺の顔面と交換して欲しい。」


「いや、海斗も可愛いから大丈夫だよ!交換しなくても。あと海斗って身長高いし、その元気満々な性格にその可愛い顔はギャップになると思うよ。だから交換しなくても充分……」

「ストップ、それ以上言わないで……俺死ぬ……」

あれ海斗顔赤い……どうしたんだろう。大丈夫かな



すると、さっきまで黙っていた悠柳君が口を開いた。

「ねぇ、僕のこと忘れてない……?」





にゅっと私と海斗君の間に入ってきた悠柳君

「ねぇねぇ薫ちゃん。僕は?僕の好きなところは……?」

悠柳君の好きなところ……?いっぱいあるなぁ

「んーとね、まずは一途なところと、ツンデレなところと、あと!困っている人見かけた時に真っ先に手助けてくれるところと、あとはクールそうな顔してて、でも中身は甘えん坊なところと……あと、笑顔が可愛いところと、心がしっかりとしてるところと……仲間を思ってるところとたまに男らしいところと、団結力があるところと、あとピンチなときに助けに来てくれるところと……」



「あ〜!!!!そういえばさっきのイケメンの人、不良高校の男子生徒で総長やらなんやらで、しかもNo.1に誇るほど強いらしいんだよね!僕聞いたことがあるんだ!!!!」


まるで話を止めるかのように悠柳君が大声を出した。「え……?てか、それってつまり、あいつの隣にいたイケメンは不良……ということ?」

海斗が青ざめた表情で言った


「うん、まぁそういうことだね。まぁ一言で言うと暴走族かな」


「え?やばくね?」

海斗君の顔が更に青白くなる。もちろん私も。その中で平然なのが悠柳君

「大丈夫だよ。あの人女の子にだけは優しいから。女の子に手出したって話は聞かないし……あ、でも海斗」




悠柳君は手招きするかのように海斗君を指示すると海斗君の耳元でなにかをゴニョゴニョと言っている。私にはさっぱり分からない。

話が終わったかと思うと、海斗君は最後の言葉で真っ赤になった。わけが分からん……

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