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海斗と熊五郎の喧嘩

「お前は……!」「え?知ってるの」「知らない」なんでやねん!今めっちゃ知ってる素振りだったじゃん?!

「俺をここに泊めてくれ……今、ブラックビックマンに追われてるんだ……」「な?!なぬ!?悠柳君どうする?」「どうするって、泊めるに決まってるでしょ。」優しい!悠柳君が心優しい人で良かった!

「それで、なんでブラックビックマンに追われてたの?」「それが、俺……妹と川で遊んでたんだ。俺と妹喧嘩しちまって、それで置いてったんだ。そこで……ブラックビックマンが妹を……俺が……妹を殺しちまったんだ……あの時、妹を川に置き去りにしなければ……」その人は涙目でその時あった話を説明してくれた。








「分かった。じゃあ。僕達ブラックビックマンの呪いの、対処法を探してるからさ君も、一緒に手伝ってくれない?」「あぁ、もちろん。」「そうか。ありがとう。」

「オイ、オラノコトワスレテナイカ?」「え?!う、犬が喋った……?!初めて見たぞ……犬が喋ったところ……」「フザケンナヨ!オラハイヌジャネエ!オラハクマダ!」「口悪……熊のくせに」

「ナンダトォ?!」「はぁ……うるさくなりそうだな……」「まぁ、何はともあれ頼もしい仲間ができてうれしいな。」「確かにそうだな。うるさい=にぎやかだもんな。」「はは……」






「あ!そういえば自己紹介!俺の名前は海斗。よろしくな!」「私の名前は薫、よろしくね。」「僕の名前は悠柳。よろしく。」「オラノナマエハ……」「あー兎ちゃんは名前が無いのかぁ」すごい、嫌味ったらしく言っている海斗。

「ダカラコンドハウサギニスンナ!オラハクマダ!!!!!」「あーはいはい。熊五郎。」「クマゴロウ……イイヒビキジャネエカ!」「え、俺嫌味で言ったんだけど……」「アァ?!ナンダトォ?!」

そして、2人の喧嘩は夜まで続くのでした……

眠れんわ!やかましいわ!





最終的に私が怒りました。

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