表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

好きな子に【すき】と言えないと後悔する!

作者: 七瀬




僕は、恋愛に奥手だ、、、!

ふたりきりで、女の子と話すだけでも緊張して何を話しているのかも

自分で、分からなくなるぐらい、、、。


頭の中も真っ白になって、、、。

きっと、僕はつまらない話ばかりしているに違いない!!!



そんな僕の話でも、黙って聞いてくれる女の子がいるんだ、、、!

彼女の名前は、『さくらちゃん』


僕の名前は、『凜斗』お互い、小学5年生で11歳になるよ!




よく大人の人は、、、?

今どきの、小学生は “ませている” と言うけど、、、。

・・・そうかもしれない!


僕のクラスの大半は、、、?

みんな【彼氏・彼女】がいるからだ、、、!


付き合っているなら、、、?

二人は、【キス】ぐらいはしていると思う。


大人同士の恋人だって、、、?

【キス】ぐらいはするでしょ?


それと、一緒だよ、、、!




それなのに、、、。

僕は、小学生5年生になるまでは、、、?

女の子に興味もなくて、、、。


女の子と話すのも苦手だから、女の子も僕の所に寄って来ないし、、、!

他のクラスの男の子は、みんな同じクラスの女の子と話すから、、、?


男女関係なく、みんな仲がいいのに、、、。

僕だけ、仲間に入れないでいるんだよ!



そんな時に、僕に話しかけてくれた! さくらちゃんとだけ、、、。

僕は、唯一話せる女の子なんだ、、、!


『ねえねえ、凜斗君? 1人で何してるの、、、?』

『えぇ!?』

『良かったら、、、? 私と話さない、、、?』

『・・・ううん。』

『凜斗君は、、、? 女の子のこと、キライなの、、、?』

『ううん、』

『じゃあ、女の子と話すのが、苦手なんだね!』

『うん。』

『そっか~! もし、凜斗君が女の子のこと、キライなら嫌だな~

と思ってたんだ~! 良かった~!』

『・・・・・・』

『凜斗君の好きなことを、話せばいいんだよ~! 私でよければ聞くからね!』

『・・・ううん。』

『先から、“えぇ!? と ううん。” しか言ってないよ!』

『ううん。』

『ほら~また言った~!』


僕は、さくらちゃんにそう言われて、少し笑ったんだ、、、!

そしたら? そんな僕を見た、さくらちゃんがこう言ってくれたんだよ!


『凜斗君、もっと笑った方がいいよ~!』

『・・・そうかな?』

『ううん。』


今度は、お互い顔を見合わせて笑ったんだよ、、、!




僕はこの時、、、さくらちゃんに【恋】をしてしまったのかもしれない!

いつの間にか? さくらちゃんを目で追うようになっていたんだ、、、!


さくらちゃんが笑っていると、僕も幸せで、、、。

他の男の子と話しているだけで、僕はヤキモチを妬く事もあった。


でもずっと僕は、さくらちゃんを目で追う事をやめなかったんだ!


さくらちゃんも、僕の気持ちに気づいていたと思う。

でも、お互いそれ以上の関係にはならなかったんだよ、、、!




もう直ぐ、小学校も卒業する、、、!

僕の気持ちは卒業式の後、さくらちゃんに伝えるつもりだったのに、、、。





その前に、、、さくらちゃんは急に転校してしまったんだ、、、!

卒業式に出ることもなく、【さようなら】も言えないまま、、、。




中学生になった僕はこう思う、、、。


『好きな子に【すき】と言えないと絶対に後悔する!!!』



僕の気持ちを、伝える事が出来なかった事が、一番の後悔だ、、、!

この日に、こうしようと決めずにもっと早く伝えていればやっておけば、、、。

後悔は、しなかったと思うから...。





最後までお読みいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ