好きな子に【すき】と言えないと後悔する!
僕は、恋愛に奥手だ、、、!
ふたりきりで、女の子と話すだけでも緊張して何を話しているのかも
自分で、分からなくなるぐらい、、、。
頭の中も真っ白になって、、、。
きっと、僕はつまらない話ばかりしているに違いない!!!
そんな僕の話でも、黙って聞いてくれる女の子がいるんだ、、、!
彼女の名前は、『さくらちゃん』
僕の名前は、『凜斗』お互い、小学5年生で11歳になるよ!
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よく大人の人は、、、?
今どきの、小学生は “ませている” と言うけど、、、。
・・・そうかもしれない!
僕のクラスの大半は、、、?
みんな【彼氏・彼女】がいるからだ、、、!
付き合っているなら、、、?
二人は、【キス】ぐらいはしていると思う。
大人同士の恋人だって、、、?
【キス】ぐらいはするでしょ?
それと、一緒だよ、、、!
*
それなのに、、、。
僕は、小学生5年生になるまでは、、、?
女の子に興味もなくて、、、。
女の子と話すのも苦手だから、女の子も僕の所に寄って来ないし、、、!
他のクラスの男の子は、みんな同じクラスの女の子と話すから、、、?
男女関係なく、みんな仲がいいのに、、、。
僕だけ、仲間に入れないでいるんだよ!
そんな時に、僕に話しかけてくれた! さくらちゃんとだけ、、、。
僕は、唯一話せる女の子なんだ、、、!
『ねえねえ、凜斗君? 1人で何してるの、、、?』
『えぇ!?』
『良かったら、、、? 私と話さない、、、?』
『・・・ううん。』
『凜斗君は、、、? 女の子のこと、キライなの、、、?』
『ううん、』
『じゃあ、女の子と話すのが、苦手なんだね!』
『うん。』
『そっか~! もし、凜斗君が女の子のこと、キライなら嫌だな~
と思ってたんだ~! 良かった~!』
『・・・・・・』
『凜斗君の好きなことを、話せばいいんだよ~! 私でよければ聞くからね!』
『・・・ううん。』
『先から、“えぇ!? と ううん。” しか言ってないよ!』
『ううん。』
『ほら~また言った~!』
僕は、さくらちゃんにそう言われて、少し笑ったんだ、、、!
そしたら? そんな僕を見た、さくらちゃんがこう言ってくれたんだよ!
『凜斗君、もっと笑った方がいいよ~!』
『・・・そうかな?』
『ううん。』
今度は、お互い顔を見合わせて笑ったんだよ、、、!
▽
僕はこの時、、、さくらちゃんに【恋】をしてしまったのかもしれない!
いつの間にか? さくらちゃんを目で追うようになっていたんだ、、、!
さくらちゃんが笑っていると、僕も幸せで、、、。
他の男の子と話しているだけで、僕はヤキモチを妬く事もあった。
でもずっと僕は、さくらちゃんを目で追う事をやめなかったんだ!
さくらちゃんも、僕の気持ちに気づいていたと思う。
でも、お互いそれ以上の関係にはならなかったんだよ、、、!
*
もう直ぐ、小学校も卒業する、、、!
僕の気持ちは卒業式の後、さくらちゃんに伝えるつもりだったのに、、、。
その前に、、、さくらちゃんは急に転校してしまったんだ、、、!
卒業式に出ることもなく、【さようなら】も言えないまま、、、。
中学生になった僕はこう思う、、、。
『好きな子に【すき】と言えないと絶対に後悔する!!!』
僕の気持ちを、伝える事が出来なかった事が、一番の後悔だ、、、!
この日に、こうしようと決めずにもっと早く伝えていればやっておけば、、、。
後悔は、しなかったと思うから...。
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