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課題という名の自分との戦い   作者: メガネ君と呼ばれる者
3/3

一段落

ひとまず、課題の方は完璧には終われなかったが、授業日までは大丈夫だということを確認すると、ちょっとだけ心の余裕というものができた。

しかし、それでもなお不安は消え去ることはなかったが

早めに取り組んでおいて、よかったと思う。

遅く取り組んでいたらと思うと、正直、情けなさに自分を責めるといった、無意味なことばかりを考えてしまっていたことだろう。

何故、早く取り組んでおこうと思ったのだろうか?

これは俺の負の経験というものがそこにあるからだ。


負というものは、その当時の自分にとってのダメージ、

例えば浪人して勉強して寒い冬に受験失敗し、その後の大学も滑りに滑り続けて親に迷惑をかけてしまったとか、


あのときの悔しさ、凍えるような思いをしたからこそ、今の自分があって、それに打ち勝つための方法を自分なりにアプローチしてきた。


だからこその、今、大学生活を少しは充実してると、心が踊ってると感じるのだ。


黄金の七日間(ゴールデンウィーク)という十日間の長期休暇も終わり、気づけば、もう朝だ。


自分の受ける講義は二限目から始まる。


それまで、できることはまだ、他にもある。

少しの時間でも、できることをしよう。


俺は自分のこれからの予定を心に刻むようにスマホのメモアプリを使って視覚化するのだった。






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