影に潜む敵?
第2話「影に潜む敵?」
不思議な能力が決まり町を歩いてる
クレハ「能力も決まったことですし、防具でも買いに行きましょうか」
防具!?それはもしやチョーカッコいい ヨ・ロ・イ!
カナト「防具屋に、レッツゴー!」
クレハ「つきましたよ」
カナト「うひゃ~」
ものすごく高いビルだった
カナト「ここめっちゃ高いけどなにがうってるの?」
クレハ「防具屋だけです」
僕は顎がはずれそうなほど驚いた
中に入ると色んな防具があり、全部高そうだった
カナト「これって買えるのか?」
クレハ「今はお金がなくて、そこのぼろ衣でいいでしょう」
僕の心の中は残念さで溢れかえった
クレハ「次は‥‥武器屋に行きますよ」
カナト「は~い」
どうせ金がなくてぼろい武器しか買えないと思った
店員「まいど~」
予想通りいかにも弱そうな短剣しか買えなかった
クレハ「モンスターを倒しに洞窟にいきましょうか」
カナト「大丈夫なのか?」
クレハ「何がです?」
カナト「こんな経験もないやつが洞窟なんか入って‥」
クレハ「大丈夫ですよ、多分」
多分?おいおいおいと突っ込みを入れたくなった
クレハ「つきました」
○○○○「お前たちいいか、ほどよく邪魔をするんだぞ。ほどよくな」
ゴブリンたち「承知しました!ソフィア様!」
クレハ「この洞窟には初級モンスターしかいないので安心・安全に倒せると思います」
カナト「あ、スライムだ!」
カナト「えいっ」
倒せたがなんか心が痛い
クレハ「あなたの能力は複写ですので、倒した敵の姿を想像すれば変身できますよ」
変身か‥やってみるか、えーと集中してっと
「ポンッ」
カナト「できた?クレハーできてるのか?」
クレハ「はい、お見事です」
おお~これはすごい能力だ
クレハ「倒した敵の技なら人の状態でも使えますよ」
おお!じゃあ使って‥
クレハ「まあ、弱いモンスターには技は存在しないんですがね」
「ガクッ」
使えなのかよ!!
カナト「あ、あれはゴブリンか?」
クレハ「あれはゴブリンです、主に人に襲いかかり捕食します、まあゴブリンは弱いのですぐ倒せると思いますが‥」
カナト「五体くらいか、おりゃ」
次々とゴブリンたちを倒していった
クレハ「このゴブリンどんなけいるんですかっ。あっ!?」
カナト「大丈夫か!?クレハ!!」
ソフィア「あらあら、楽しんでるかしら」
カナト「だれだ!?誰かいるなら手伝ってくれ!」
ソフィア「ん!?」
《数分後》
カナト・クレハ「ふぅ~‥」
カナト「サンキューな、えーと‥お名前は?」
ソフィア「ソフィアっていいます‥てか!!なんで私を使ったのよ!」
カナト「僕はカナトよろしくな、ってなんでって言われてもそこにいたから」
ソフィア「んーもう!計画が台無しじゃないの‥」
カナト・クレハ「けい‥かく?」
ソフィア「そうよ‥あなたたちと遊ぼうと思って、ゴブリンに命令を‥あっ」
それから僕たちはソフィアを縛り上げ話を聞き出した
ソフィア「すごい者が現れたと思って遊んでほしかったの!‥」
色々話を聞くと一つ思ったことが‥‥こいつ相当なかまちょだ
カナト「なあ、クレハ」
クレハ「はい‥」
カナト・クレハ「かまちょだな(ですね)」
ソフィア「違います~!」
カナト「どーすんだ、ソフィアさん」
ソフィア「ごめんなさい‥」
ソフィアがなんかうずうずしてた
クレハ「どうしまか?ソフィアさん」
ソフィア「その‥‥な、仲間に‥して、ほしいです」
カナト「!?!?」
ソフィア「いやですか?」
カナト「いやじゃないけど‥」
クレハ「じゃあ、きまりですね」
こうして新しい仲間が決まったのであった