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プロローグ
それはある日の夕暮れの海。
俺は彼女の手を取り呟いた。
「愛してる、俺は永遠に君を想い続ける。
だから忘れないで、どんなに遠くへ行っても、二度と会えないとしても。俺と過ごした日々だけは、、、」
スッと力の抜けていく彼女を抱きしめながら、俺は夕日を見た、美しいはずの夕日が僕には憎らしく思えた。本当は悲しいのに、泣きたいのに、涙は出なかった。いや、残っていなかった。
これは、俺と彼女が出会ってから別れるまでの2年6ヶ月間のはなしである。
始めたの作品でいろいろと勝手がわかりませんが頑張って投稿していくのでよろしくお願いします。
かんな