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灰色魔道士の世界消失(ロストレガリア)  作者: GACKT
第一章、神守学園編
22/34

第22話:報告

「お疲れ様でした。助かりましたよ」


モニタールームに戻ると、明石が労いの言葉をかけてきた。


「何かわかりましたか?」


まぁ当然その質問だよな。

実際わかったことといえば、第二魔王候補の手下が来たってことぐらいなんだけどな…。

そういえば、あいつなんて言ってたっけな〜…。

あぁもうっ!あいつがフルネームでうるさかったことしか覚えてねぇ!


「ルシファーの手下のモブだった」


「そうですか…。その他に情報はありますか?」


「えぇっと、………すいません…」

二色がしっかり情報を聞き出してれば…。


「はぁー、まぁいいでしょう。第二魔王候補(ルシファーが何の目的で刺客を送り込んできたかわかりませんが、少し警備を厳重にしましょう」


「それで、さっきの結果はどうだったんだ?」


全ての1回戦が終了し、今は休憩中となっている。

さっきの勝負の行方が気になる。


「それなんですが…、勝ったんですよ、黒羽君に!」


そうか、ついにやったかあいつら!

優人は喜びの表情を隠せずにはいられなかった。


「まぁ、最後に青山さんがやられてしまったのは残念でしたが…」


「今、なんて言った…」

急に優人の雰囲気が変わる。


「えっと、青山さんがやられて…」

「アタルゥゥゥゥゥ!!」


血相を変えて勢いよくドアから出ていった。


「………明石さん、お話があるんですけど…」

「校長と呼びなさい」

「まぁいいじゃないですか〜」

「それで、話とは何ですか?二色君…」

「第一及び第六魔王候補が人間界に潜伏中のようです」


「そうですか…」


明石がにやりと笑う。


「この世界から魔族を消し去るのはそう遠くないかもしれませんね…」



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