四月二日 木曜日
今日の季語は、「木蓮」です。
見かけたことは、ありますか?
木蓮の 喝采受ける 青い空
もくれんの かっさいうける あおいそら
玄関を出ると、木蓮の花が屋根を越えて咲いていました。
当時、片道四十分の自転車通学をしていた私は、吐く息が白く見える朝に、この花を見ると、眉を寄せたものです。
冷気に身を縮め、自転車に足をかける姿と、空に届きたい一心で花弁を上に伸ばす木蓮は、対極にありました。
今、散歩しながら、白や紫の木蓮を見かけます。
春の空の青さに、喝采を贈っています。
なるほど、空は得意気で、雲ひとつありません。
木蓮の花の先にあるものは何だろう。
あんなに垂直に咲くのは、理由があるのです。
もしかしたら、
たくさんの木蓮の花は、それぞれに何かを失くしてしまったのかもしれません。
それで、毎年、空に乞うているのです。
私が白木蓮になったなら、
きっと、愛を願います。
神様は、愛を軽んじた私を簡単には許してくださらない。
英語
Magnolia blossoms
Applauding the azure sky
bright in the spring air
中国語
木兰花
喝彩青空
春意浓
スペイン語
Las magnolias
Aplauden al cielo azul
Bajo el sol
もし、あなたが木蓮の花になるとしたら、
どうしますか?
春の空の美しさに拍手しますか?
それとも、何かを探して願いますか?




