表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
84.33  作者: ゴリラ
2026 三月
52/67

三月七日 土曜日

忘れ雪 寂しくないか 我に問う

わすれゆき さみしくないか われにとう


朝一番に、クリーニング店へ仕上がりの服を引き取りに出かけました。

空中に、無数の白いものが行く当てもなく漂っていました。

身震いしながら、それが雪だと直ぐにわかりました。

忘れ雪は、誰かに会いたくて、降りてきます。

自分が瞬時に溶けるのも知っています。

だから、とても切ないです。

消え入りながら、私に問います。

「寂しくはないか?」

「おまえは、大丈夫か?」


亡くなった父を思い出しました。

きっと、雪が服の袖にとまるように声をかけます。

無口な父は、数秒、息を詰め、私を見つめて照れ笑いをするのです。


英語

snow drifting down

do you miss me?

soft tap on my shoulder


中国語

飘落的春雪

寂寞吗?

轻轻拍肩


スペイン語

nieve de primavera cayendo

¿estas solo?

un toque suave en el hombro




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ