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二月二十六日 木曜日
ひこうき雲 春の心の 伸びるガム
ひこうきぐも はるのこころの のびるがむ
「水でも買おうかな」
二百メートルほど先に、コンビニの明るい看板が見えました。
右折ラインに入り、対向車が途切れるのを待ちます。
店の前には、車が三列置ける、広い駐車場がありました。
夕方で、混雑はなかったのですが、私は車を一番奥に停めました。
エンジンを切ると、周りが急に静かになりました。
何気なく、フロントガラスに目をやります。
飛行機雲が空を走っていました。
ピンクがかった空に、白く細い線が伸びていきます。
最後の方がかすれて消えるので、それはいつも同じ長さです。
子どもの時の風船ガムを思い出しました。
その頃、粘着のあるお菓子は歯医者さんに禁じられていました。
駄菓子屋で、風船ガムをこっそり買ってきたものです。
普通は二粒食べるところを四粒食べます。
手枕で、仰向けに寝転がり、ガムをくちゃくちゃと忙しく噛みます。
直ぐに苺味で一杯になりました。
ガムの端を指で掴み、にゅーっと口から伸ばします。
今日の飛行機雲が、それによく似ているのです。
ハンドルに手をかけたまま、その進み続ける軌跡を暫く眺めていました。
のんびりと、何も考えずに。
中国語
延申的飞机运
春日悠闲的心情
就像泡泡糖




