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一月十日 土曜日
鬼つらら 寒の一休 うれし泣き
おにつらら かんのひとやすみ うれしなき
冬、珍しいのは、晴れた日です。
陽の光に、雪が目を伏せるように溶けていきます。
積雪は半透明になり、塊に足を乗せるとピシャリと消えてしまいます。
私は、内心、「春よ、来いこい」と空へ手を振ります。
長靴の底が地面を叩き、歩き回ると蹄のような音がついてきます。
家では、カーテンを開け放ち、首を伸ばして遠くを見ました。
雲間の青が鮮やかです。
目の前を水が一雫落ちていき、私は顔を引っ込めました。
氷柱が溶けていました。
昨日までは、白濁した牙のようでした。
それが、今、透き通り、周りの光をはね返しています。
つららも、嬉し泣きするのかと思いました。
英語
icicles on the eaves
a break in the winter cold
tears of joy
中国語
屋檐下的冰柱
冬日里的暖和天
高兴得哭了
スペイン語
carámbanos
un respiro en el frío
llorar de alegría




