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一月八日 木曜日
初春の 運駆け廻る みくじ筒
今年初めての通院日でした。
去年の暮れに担当医が変わり、新しい先生の診察となります。
「どんな方だろう」と心配しながら、順番を待っていました。
私は待合室に座り、ただ前を見ていましたが、手の中には御神籤筒を持っているような気がしました。
筒を斜めに傾け、ゆっくりと振って揺らします。神籤棒のガラガラという音が胸に響きました。
名前が呼ばれ、クリーム色のカーテンをすり抜け、診察の部屋に入りました。
そこには、若い医師が斜めに構えた椅子に座っていました。
先生が眉をひそめないように、質問にできるだけ短く答えました。
先生が私を診る間、私もまた、内心で先生を観察しました。
紺の髪飾りで結った黒髪が、色白の顔によく映えます。
うつむいた頬はふっくらと健康的です。
ほっそりした手には、細い指輪と薄い桃色のネイルが光っていました。
「長い目で見ましょうね」
私は軽く顎を引き、頷き返しただけでしたが、本当は「お会いできて良かった」と手を取りたいほどでした。
花のような先生です。
「怖い先生でなくて良かった」と、詰めていた息を解き、家路についたのを覚えています。
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籤筒里




