テンプレ作品以外が読まれにくい理由
そりゃあんた、読みに来る人の種類がそもそも
テンプレ読みに来る人とは違うから。
前のエッセイでも言いましたが。
どんな人が来るってのも説明しましたが、
作品に徹底した知識とリアリティを求めてくる。
だから、
ちょっとでも銃の知識が間違っていたり
アクションシーンおかしかったりすると
もうそこでブラバしてしまうんですよ
だから、本格的アクションが難しいと言われているゆえんです
こうゆう人はさっきも言いましたけど
アクションシーンとかで少しでも理屈に合わない、不自然なシーンとかを見つけると、
もうそれだけで帰ってしまいます。
だってそれが目的で来ているのに、矛盾があったら来た意味ないやんか。
あと、本格ファンタジーとかでもそう。
それこそ、ジャガイモやマヨネやらが物語の中に|д゜)と顏をのぞかせるだけで
王女や王子が大手ふって巷を闊歩しているだけで
もー無理と言ってブラバするのです。
そのかわり、
一度気に入ってくれたら、終わりまでとことん付き合ってくれるのも
非テンプレ読者の特徴です。
こいつは頑張ってる、と一度認めてくれたら
少々更新おくれてもちゃんと待っててくれます。
ただし、
こないだのエッセイでも申しましたが、
とにかく、こうゆう小説は絶対数が少ない。
だから余計に探しに来る人も少ない。
ね。
そんなのわざわざ、ウェブ上で時間かけて探すくらいなら
本屋行った方が早いもんね。
だから余計に来る人が少ないのです。
で、ますます読まれない。
ランキングから探しゃと思う方もいますが、
ランキングは見ての通りで(滝汗)
あそこからテンブレじゃない作品、あることはありますが……。
それに
人には好みと言うのがあります。
これがあるからこれでいいだろうって?
そんな無茶な。
ランクに上がってる非テンプレ作品を好まない、非テンプレ読者だっていて当然でしょう。
で、じゃあ検索でってなってもさ
(;゜Д゜)……なわけで、
おまけにそんな状態だから
真面目にきっちり頑張ってる人も
途中でやめてしまって、
せっかく良いの書いてるのに……ってケースだってあると思うんですよ。今の状態だったらたぶん
いや、あるでしょうね。
だとしたら余計に、
作品は少なくなる一方。
ランキングに上がってる様な非テンプレ書けばって思われるでしょうが
なろーテンプレのそれとはちと話が違います。
の、ような話を
見たいわけじゃないのですこっちは。
007みたいなのが活躍する話を読みたいってのは
なろうテンプレの流儀にそったような形ではないのです。
じゃあなんなのよって。
じゃ分かりやすく言いましょうか?
例えばイーサンハントがさ
MI6に所属していたら。МがいてQがいたら。
たぶん、ミッションインポッシブルはあそこまでヒットしなかったどころか名前すら残ってなかったでしょうね。
私は別に設定の使い回し焼き回しがダメというとるんじゃないです。
ああ言う話の場合、インパクトが強すぎて、
二番煎じすると、その大元のイメージがタブるんですよ。
たぶんこれ、皆さん、非テンプレでアクション書こうとしてる人は気を付けてると思いますよ。
憧れた物語のイメージが、読者の脳内にこびりつかないようにしよう。と。
そうしないと、
自作のキャラの後ろに、その憧れのキャラが背後霊みたいに透けて見えてしまうから。
それは、そうゆう、非テンブレアクション読みに来る人が最も嫌うことだからってのを
自分で分かってるから
こうゆうやつどっかで見たことがあるってのを
非テンブレ、特にアクションの読者はとことん嫌うんですよ。
たぶん、その見たことあるキャラの話のストーリーが
脳にフィールドバックされてしまうからでしょうね。
そんなことになったら非テンプレ作品選んだ意味ないじゃん?
なろーテンプレはそうじゃないよね。
他の作品のイメージも生かさないと書けないよね。
それは、読者がそれを望んでるからでしょ。テンプレらしい話ってそうじゃないんですか?
テンブレ読みにくる読者は、あ、こうゆうキャラ見たことあるってことに
「安心感みたいなの」を見出すから
だからじゃないんですか?
だからあえて、のキャラ選択じゃないの?
似たようなのばっかと言われますが、それはそうゆう理由からですよ。
だから冒頭でいいましたやん
見に来る人が違うんですって。
まあこの状態に関しては
誰が悪い彼が悪いではないてすわな。
致し方ないというか。そんな感じです。
たとえばそのう、人によっては、
コレコレこうゆう弾丸で撃たれたら、こんな傷になるはずで、なのに動けるのはヘンとかね
ここまで突っ込んでくる人もいる
決して悪気はないんですよ。当たり前ですけど。
でもそれが、常識として頭のなかに収まってる人にとっては
それこそ、
鼻から飯うくらい変なことなのです。
そんな違和感マシマシの物語なんか見られんやんか。
私もむかし、ロボ小説書いた時にかなり手厳しい批評をしていただきましたが、
なんと言うかね
非テンプレ作品書くんなら
批評批判は絶対必要ですね。理由はこうゆう事情があるから、です。
まあこんな感じで
そりゃ読まれにくく、なおかつ書かれにくい。のかなと思うのです。
ちな、
なろーテンプレと
物語にはテンプレがあるのテンプレとは
ちょっと意味が違うような気がします。
もしそうなら、時代劇はすべて最後印籠出して終わりになりますやんか。
でもそうじゃないよね。
「お前との婚約を破棄する」って
言い方は違えど意味は同じなセリフで始まる小説が多数あるなんて
少なくとも私は本屋で見かけたことはありませんから。
誤解しないでほしいんですが
それがダメと言ってんじゃないんです。
寧ろそれ見たくて読んでる感もありましたからね。
ただ、
ごっちゃにして考えたらイカンと思うんですよ私はね。




