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私は自分に自信が持てませんでした。

作者: 家紋 武範

 私、瑠奈18歳。


 過去の私は、自分自身に自信を持てませんでした。引っ込み思案で何をするにも臆病だったのです。


 思い人の幼なじみに何も言えない毎日。彼の気持ちがわからないまま鬱々とした日々を過ごしていました。


 でもそんな時に小説家deなろうに出会いました。そこでも私は読むことだけしかできず、自分から書くことなんて大それたことだと考えていたのです。


 でもある時、素晴らしい作品に出会って、どうにか自分の思いを伝えられないかと、初めて評価★5を入れて、「ステキな作品でした。面白かったです」と感想を入れたのです。この短い文でも私には精一杯の激励でした。


 すると、マイページに「新着のメッセージがあります」という赤文字。私はドキリとしてそれをひらくと、くだんの作品の作者様からの返信でした。


『お読み頂きありがとうございます! しかもマイページを見せて貰うと評価まで……。こんなに嬉しいことはありません。小説家deなろうで書いていて良かった!』


 というメッセージでした。私は自分のした行動でこんなに喜んで貰えたと言うことと同時に、人を評価する大切さを学んだのです。


 それからというもの、私は読んだ作品には評価、感想をするようになりました。

 そこにはもう引っ込み思案で何をするにも勇気が足りなかった自分はいません。

 私は人を評価する立場となったのです。それには行動に責任が伴うことも感じました。

 ですがそれ以上に心地よい。私は生徒会長に立候補して、見事当選したのです。

 同級生や後輩に慕われ、念願だった大学入試にも成功しました。


 そして今、私の隣には大事な人がいます。幼なじみの弘太。実は彼は、私が小説家deなろうで初めて感想を書いて評価を送った作者だと知るのに時間はかかりませんでした。


 その評価をバネに弘太は今では文壇で活躍しています。そんな実力のある彼ですが、全ては私のお陰だといいます。

 小さなきっかけで人生は大きく変わる。私たちは将来も約束しています。



 そんな彼との毎日が楽しい。彼ったらもの欲しそうな顔してるくせに自分からは何も言わないの。


 私はそんな彼のをそっとくわえてあげると喜びます。新作の評価を。


 あ、これは倒置法と言って文の言い回しを強調したり、印象深くさせるための手法なんですって。最近、彼の影響受けすぎかな?

 これからも、仲良くやっていくんで応援よろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[一言] いつ青汁の宣伝になるのか身構えてましたが、普通に良いお話でした。
[良い点] 私も自分に自信が持てないタイプなので、お星さまにお願いして他の作者さんに自信を持ってもらおうかなと思いました。 面白かったですよ。 [一言] では、私も彼のをそっとくわえてあげましょう。…
[一言] なろうをやって、評価を付けて、感想を書けば、悩みは解決、幸せになれます。
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