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訳あり少年は英雄になりたくて。  作者: 牧主
1章 ガルラ魔法学校
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集合!

 今日から学校入学!というアレンは、学校正門前の大通りの隅で一人立ち止まっていた。

 「ここがガルラ魔法学校、案外小さいっ!」

 そんなことをつぶやきながら、たった二人の知り合いを待っていた。

 「アレン、待たせてごめーん!」

 と、一人目がやって来る。

 「待たせんなクレア!ボッチ怖かっただろうが‼」

 と、アレンの怒りの矛先を向けられているのがクレア、黒髪ショートの女の子である。

 「いや~、まーたお父さんうるさくて」

 「また過保護発動したのかよオイ」

 そんな日常会話の途中に、突如非日常野郎が襲ってくる。

 「アレェンン‼‼助けてくれマイフレーーンズ‼‼」

 猛スピードで迫ってくる友人の顔は、とてつもなく必死だった。

 「だが断る」

 そんな必死な友人を、アレンは笑顔で見捨て、足を引っかけに出る。

 「へ」

 もちろんのこと友人くんには避ける余裕なんてない。

 スピードはそのまま、ガルラ魔法学校の正門の柱に突っ込んだ。

 「リクくーん⁉」

 「あ」

 アレン達の学校生活は、こんな“異常”からスタートした。

 

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